【野球部】新チームで挑んだ初の神宮!投手陣が打ち込まれ、打線も繋がらず…

◆第49回社会人野球・東京六大学野球対抗戦◆

3月29日 対日本通運 明治神宮球場

新主将・山田(コ4=大阪桐蔭)として挑む初の神宮での試合。先発・島田(コ4=龍谷大平安)は制球が定まらず3回で降板するが7、8回に4番手で登板した宮(営4=國學院栃木)の好投が光った。打線は3回に先頭の戸丸(コ2=健大高崎)が四球で出塁すると、相手投手の暴投で先制する。5回にも追加点をあげるが、打線に繋がりを欠き敗戦を喫した。

笑顔でベンチに戻る先発・島田

先発・島田は140㌔台の直球を中心とした投球を見せるが、初回一死から11球粘られ四球を許す。しかし一塁手・柴田颯(社4=札幌第一)と遊撃手・井上剛(コ4=佐久長聖)の併殺で三者凡退に抑える。2回にはまたも柴田颯のファインプレーなどで、流れを立大に傾けた。

直後の3回、戸丸が先頭で出塁する。さらに犠打や四球などで一死満塁のチャンスを作ると、相手の暴投により1点を先制した。二死満塁で回ってきたのは4番・山田。初球の直球を打つも、高々と上がる三飛に抑えられ勝ち越しすることができない。それでも5回には、先頭の代打・森村(法4=國學院久我山)が真ん中の直球を綺麗に弾き返し出塁。四球などで二死満塁のチャンスを作り、追加点をあげた。

2番手で登場した野口

守備からリズムを作りたい投手陣だったが野口(コ3=東海大相模)、沖(法2=磐城)も相手打線に打ち込まれる。流れが悪いまま7回に登場したのは、4番手・宮。二塁打と犠打で一死三塁を招くも、139㌔の速球を内角に決め空振り三振を奪う。続く打者も二ゴロに打ち取りピンチを切り抜く。8回もキレのある直球と130㌔台のスライダーの緩急を織り交ぜた投球で、2回を無失点に抑えた。宮の投球に応えたい打線だったが日本通運の投手相手に沈黙。5回以降、点を取ることができなかった。

社会人相手に苦戦を強いられた立大ナイン。守備の細かいミスなど課題は見えてきた。春のリーグ戦を勝ち抜いていくためには投打が噛み合う立大らしさを築き上げていかなくてはならない。

(4月1日・松尾悠)

 

 

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