【ホッケー部女子】悔しさ残る初陣、先制許し惜敗
◆2021年度関東学生ホッケー春季リーグ戦◆
4月4日 対学習院大 駿河台大ホッケー場
オープン戦である今回の試合。第1Qでは、互いに譲らず0-0。続く第2Qでは、相手の攻撃を抑え込めず学習院大に2点を許す。しかしその後、吉本(済3)が上手く攻め込み1点を返した。第3Qでは、安達(文4)のアシストで同点に追いついたものの、第4Qで学習院大に3点目、4点目を許し、惜しくも勝利を逃した。
試合開始から、チーム全体で声を掛け合い果敢に攻撃を仕掛けるも、第2Qでは相手に対応できず2点を奪われる。その直後、気持ちを切り替えて1点を返し、第3Qでは積極的にシュートを仕掛け、残り35秒で同点に追いついた。「攻撃面に関しては、今までよりも点を取りに行けるチームだと思う。」と安達。立大の得点で、試合をふたたびふりだしへと戻した。
迎えた最終Q。ゴール前まで攻め込み、相手にプレッシャーを与える場面も見られたが、続けて2点を奪われる。そのまま試合終了のホイッスルが鳴った。「少し力づくになってしまった。」と来栖(コ4)。練習の成果が発揮できず、悔しさをにじませた。
5月9日(日)、同会場にて防衛大との試合がある。「実力的には格下の相手だが、油断せず完勝したい。」と安達。新体制で迎える初勝利が楽しみだ。
(5月6日・小山内碧)
◆コメント◆
#13 安達選手、#6 来栖選手(以下敬称略)
-今日の試合の率直な感想
安達:オープン戦ということだったので、私たちの一番をもっていかなきゃいけないという試合ではないという考えで、チームとしての認識はあったのですが、今後、目標は1部なので、1部に戻ってしっかり戦えるための布石になるような試合をしたいねという話をしていたのですが、まあ、あまりはまりませんでしたね。うまくいかなかったなという感想です。
来栖:練習でやっていた型とか、大体これくらいやれれば対処できるかなと思っていたことが、意外と通用しなかったなというのが率直な感想です。
-今日の良かった点や課題は
安達:攻撃面に関しては、今までのチームよりもかなり得点が取れるチームではあると思っています。おそらく今までのチームだと、1点2点と取られてしまうと、そこから取り返すというよりは、守りに入って、これ以上取られないようにしようっていう考え方が多くなってしまいましたが、今日は果敢に積極的に点を取りにいけていたところは良かったと思います。悪かったところは、スイッチが入り切っていないというか、やろうって言っているのに、まあいいかなっていうか、うまくかみ合っていなかったというのが一番だったかなと思います。
来栖:ガツガツさっていうのが、違う意味のガツガツになってしまったというところがあって、ちょっと力づくになったのが悪いことかなと思います。良いところは、それぞれが持ってから、周りを見える動きは少しずつできてきたのかなというふうに思いました。
-今日の試合で意識していたことは
安達:練習で組織プレーと言いますか、今までは個人でまずは頑張ろうという意識が強かったのですが、周りの人と仲良くする、協力するといった組織でのプレーが出来ると良いねと言っていました。それが功を奏したかというと、まあ、課題が残る感じではあります。
来栖:みんな一人が持った時に、フォローで近くに入っていくというのをしたかったのですが、意外とつながらないところが多かったのかなというイメージがあります。
―次の試合は防衛大との試合ですが、意気込みなどは
安達:今度はしっかり勝ちたいですし、おそらく実力的には格下のチームになってくると思います。なので、勝てるからと言って手を抜かず、今後の入れ替え戦だったり順位決定戦だったりに向けて、弾みをつけていけるような、完勝したと言えるような試合をしたいと考えております。
来栖:今日失点してしまったのが何点かあったので、確実に無失点で迎えられるようにしたいと思っています。