【サッカー部】DF陣の体を張った守り、しかし好機を生かせずスコアレスドロー

◆JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆
5月1日 対日体大

 前期リーグの折り返しになる第5節が1日に行われた。前節から中3日というタイトなスケジュールの中、勝ち点3を目指し戦った。終始攻防を続ける中でもチャンスを作り出すが得点には結び付けることができずスコアレスドローとなった。

後半途中出場し、チャンスを狙う室野

 この日も立大は序盤から攻めの姿勢でいた。しかし、相手も負けずと攻撃をしかけてくる。両者譲らぬ戦いで初めに動いたのは日体大。右からのCKでゴールを狙われるも、GK・横井(観2=初芝橋本)がセーブする。その後も、ミドルシュートを放たれるもクロスバーに当たり得点は動かなかった。16分、相手ファウルで立大がFKのチャンスを得る。ここで先制点を決めたい立大だが桐(コ4=日大藤沢)から放たれたボールは惜しくもクロスバーを超えてしまった。その後も相手から幾度とシュートを放たれるが、体を張ったディフェンスで無失点のまま試合を折り返す。

立教の攻撃の要である桐、今試合も何度もチャンスを演出した

 後半も先制点を奪いたい両者の戦いは燃えていた。果敢に攻め込み、相手GKがこぼしたボールを新谷(営3=立教新座)がゴールにつなげようとするも叶わず。その後のCKでもチャンスを作り出したがゴールネットを揺らせず、もどかしい思いのままアディショナルタイムへ。第3節で得点を決めた室野(社3=春日部)を中心に最後まで攻めるが、試合終了。笛の音とともにもどかしさと悔しさを浮かべた。
 「残留を考えると勝ち点1は大きいが、目指しているのは1部昇格なのでもっと成長していかないといけない」と横井は引き締まった表情で試合を振り返った。
次節は1週空いて、15日の東海大戦。現在リーグ9位の立大は全力で勝ち点3を奪いに行く。

(5月6日・河野なつみ)

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