左上から淺野(社2)、木村(文1)、倉島(観4)、左下から宗和(社1)、中村(文1)

【テニス部女子】コロナに負けず目標を明確に 宗和南波

様々な対策が取られているにもかかわらず、収まる気配のない新型コロナウイルス。その影響で、立大でも授業や部活動が制限され、多くの大会や試合も中止になっている。そんな中、慣れない環境でありながらも、目標をもって日々練習に励む立大テニス部の宗和選手にお話を伺った。

とにかく「仲良し」 立大テニス部に入部して

練習中の宗和

練習中の宗和

−なぜ立大のテニス部
練習の雰囲気が良かったからです。一度練習に参加して、「ここでテニスをやりたいな」と思いました。
-具体的にどんな雰囲気
後輩が先輩に「もっとこうした方がいい」などとアドバイスをしていたのがいいなと思いました。ほかの大学のテニス部も見に行きましたが、そのような場面はありませんでした。
また、立大の先輩はトレーニングに取り組む姿勢が素晴らしかったです。
−後輩が先輩にアドバイスをする
今は先輩から「どういう練習やりたい?」「どう思った?」と聞いてくれます。試合の後も、学年関係なくアドバイスし合える環境を先輩がつくってくれています。
−先輩、後輩の距離が近い
いつも本当にしょうもない話をしているのですが、テニスになるとたくさんアドバイスをくれるので、新しい発見がいっぱいあります。「ああ、そういう考え方もあるのか」って。
−後輩のことを分かってくれている
先輩が見てくれているのがすごく分かります。何かあったときには、コート外であっても「大丈夫?」と声をかけてくれるので、気配りが凄いです。
−入部後の部活全体の雰囲気は
「仲いいなあ」と思いました。歳の離れた4年生でもご飯に誘ってくれるし、学年関係なく仲良しです。

高校時代よりさらに強く

同期で談笑する様子。左から宗和、木村、角田(コ1)、中村

同期で談笑する様子。左から宗和、木村、角田(コ1)、中村

−高校と比べて大きく違うところは
練習メニューを学生主体で考えるところです。高校の時はコーチが決めていました。メニューを自分たちで考えることによって、練習の結果が直接自分に返ってくるというか、自分のための練習を具体的にできる気がします。
−高校での経験が今に生かされていること
高校時代キャプテンを務めていたので、皆の前で話す機会が多かったからか、大学でも先輩にしっかりと受け答えしたり、自分の意見をまっすぐ伝えたりできるようになりました。さらにコミュ力がアップした気がします。

コロナ禍における本気の挑戦

−モチベーションを維持するためには
モチベーションは基本落ちることはありませんが、一度行き詰ったときに、一冊のノートを見ます。それには、高校の時の監督やコーチの言葉、そして自分が試合で思ったことなどがぎっしりと書かれています。それをもう一度読み返して、「頑張らなきゃ!」と自分を奮い立たせ、モチベーションを維持しています。
−自分の強みや改善したいところは
大学に入って、サーブを褒められることが増え、相手も思った以上に嫌がってくれた。今後はそれをもうちょっと活かしてプレー出来ればなと思います。

−今の目標は
「一部昇格」。これはチーム目標でもあり、これを達成したくて入部したのもあります。今一番大きいのはそれですね。
−そのために貢献したいことは
テニスに集中できる環境を先輩たちが作ってくれているので、それを引き継いでいきたいし、部をもっと良くしていきたいと思います。

♡宗和 南波(そうわ・ななみ)

部員に笑顔を向ける宗和

部員に笑顔を向ける宗和

〔学部〕 社会学部
〔出身高〕 山口・野田学園高
〔今年の目標〕 リーグ戦昇格
〔プレーの強み・持ち味〕 しつこさ
〔テニス部のいいところ〕 4年生を中心に部がどうしたら良くなるかをたくさん考えて、みんなが一つの目標を共有しているところ

(10月14日 取材・三俣心葉、編集・小山内碧)

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