相手の攻撃を阻む主将・立川(社4)

【男子ラクロス部】特別大会開幕!立川世代の挑戦が始まる

◆関東学生ラクロス2020特別大会◆

9月26日 対武蔵大 アミノバイタルフィールド

相手の攻撃を阻む主将・立川(社4)

ディフェンスとして相手の攻撃を阻む主将・立川(社4)

例年のリーグ戦とは違い、特別大会という形で開催されることになった今大会。日本一を目指すSAINTSにとって、まずはブロック優勝することが絶対条件だ。「一人ひとりを勝因に」。主将・立川(社4)の言葉を胸に、紫の戦士たちはコートに立った。

第1Q、先制したのは武蔵大だった。何とか1点を返したい立大は、#0梶(コ4)を中心に積極的にゴールを狙う。2年生ながら出場した#96吉田(済2)、#12安藤(文2)も守備の一瞬の隙をつき、次々とショットを放った。しかし、ゴールネットを揺らすことはできず。その間に1点を追加され、0-2で第1Qを終えた。

迎えた第2Q、試合を振り出しに戻すべく、立大は序盤から攻め続けた。開始30秒、#1佐久山(済4)が素早い切り替えからランニングシュート。#6高島(済4)もグラウンドボールをうまくさばき、力強いショットを放った。攻め続けるオフェンス陣に応えるように、ゴーリーの#42増田(済4)も奮闘。相手のショットを次々と止め、立大のゴールを守った。しかし、相手の勢いを止めることができずに追加点を許し、0-3。後半での巻き返しに期待がかかる。

相手のディフェンスからボールを守る高島(済4)

相手のディフェンスからボールを守る高島(済4)

武蔵大を追いかける展開から始まった第3Q。#6高島から#1佐久山、#12安藤に流れるような鋭いパスが渡るも、チャンスを活かせずに相手ボールに。武蔵大にリードを許す場面は続く。思わずグラウンドにしゃがみこむ立大の選手も見られた。しかし前半戦押され気味だった立大が、攻める展開が多くなっていく。「流れを変えて欲しい」。
この応援の言葉に応えるように、#山本(営3)は勢いある走りを見せる。山本はショットを決め、1点を獲得。立大の喜びの歓声がグラウンドから響き渡った。第3Qは1―6で終え、第4Qでの巻き返しを図る。

迎えた勝負の第4Q、#6高島がショットを決め、4年生の意地を見せた。悲願の2得点目獲得後、高島は「よし」という言葉と共に力強くガッツポーズ。「勝ちたい」という思いが選手たちから伝わって来るプレーが後半は特に多かったものの、武蔵大の流れを止めることが出来なかった。2―8と立大は武蔵大に敗戦を喫した。

今大会に4年生は、並々ならぬ覚悟と思いで臨んでいた。#3後藤(営4)は、「学生最強のFOになる」ことを目標に、日々練習を重ねてきた。#81主将立川は、一人ひとりがこの組織で、どのように貢献できるか考えることに力を注いできた。次戦は、10月31日対中大戦。最強世代である4年生が築き上げた礎を、まだまだ見ていたい。

(10月6日大類遥・加賀見真央)

関連記事一覧