【準硬式野球部】強敵法大に快勝!優勝に向けて大きな弾み

◆令和元年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆

10月5日 対法大 立川公園野球場


秋季リーグ後半戦。4カード目の相手は強敵法大。主将・上原(法4)は「残り2カードのチームは六大学の中でも抜きんでて強いチーム」と語る。慶大にストレートで勝ち点を落とした立大はもう一度気を引き締めて、挑戦者のつもりでと試合に臨んだ。
初回、佐々木(社3)が四球で出塁すると、盗塁で2塁まで進む。得点圏のチャンスの場面で髙岡(済4)のセンター前への適時打でランナーを返し、先制点を奪う。4番の一振りで流れを作ると先発・泰道(文3)は毎回ランナーを出しながらも6回途中1失点の好投でリードで後続にマウンドを託す。1点差に追い詰められ追加点が欲しい立大は7回、ランナー1,2塁の場面でまたも髙岡。右中間を貫くタイムリースリーベースで2点の追加点でさらに引き離す。髙岡は9回にも適時打を放ち今試合5打点の活躍で立大の勝利に大きく貢献した。

髙岡の適時打に喜ぶベンチ

春リーグでは法大にストレートで敗れたが、エースの好投、4番の猛打賞により快勝した。勝利の要因はチームの戦略にもあった。立大は先週の慶大戦から打順を変更。下位打線からチャンスを作るも上位打線でランナーを返せなかったことから好調の上原を1番に置き、チャンスに強い3番の今川(理3)、4番の髙岡に繋げられるようにした。この作戦がハマり大量得点となった。
泰道は今試合で早くも4勝目。六大学でも2位の防御率でチームの勝利に大きく貢献する。優勝には1勝も落とせない状況に泰道は「チーム全員で今まで自分がやってきたことを出せれば絶対に勝てると思うので、死ぬ気で投げます」と語った。

先発を任された泰道

(10月11日・澤田健人)

◆コメント◆
先発・泰道
ー今日のピッチングふりかえって
序盤、ちょっと緊張というかいつもの自分じゃない気がしてて先週の慶應戦から1週間自分で見直して修正して臨んだつもりだったので尻上がりに調子が良くなったっていう印象です。
ー具体的に変えたこと
足の上げ方をちょっと変えたんですけど、足の上げ方を意識しすぎて上半身と下半身のバランスが悪くなったので、それを流動的に修正しました。
ー今日で4勝目
個人的にはすごい充実したシーズン送れてると思うんですけど、チームとしては優勝争いしてて1個も落とせない気が抜けない状況なので、僕もその1戦力としてチームに貢献できるように頑張ります。
ー今日も1失点。失点が少ないことについて
2回までにヒット4本打たれてて、苦しいなと思って投げてたんですけど法政打線はやっぱり強いのである程度のヒット、ある程度のピンチって言うのは自分の中で許容範囲っていうか意識はあったので。締めるところは締めてやれば、っていう結果が繋がったと思います。
ー秋リーグ投げてきて、慶應落としてから
個人的に慶應戦入る前に3勝してて、すごくいいなって所で足元救われたっていうイメージ。正直悔しい。みんなの期待も裏切ってしまって、その後チームも2連敗してしまって、自分の責任だなということをすごく感じます。この一週間過ごしてきたので。

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