【サッカー部】今季初出場・栗山がPKストップも…昇格に向け痛い逆転負け

◆JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆
10月28日 対立正大 立正大学熊谷キャンパス

関東2部リーグ・第18節が27日、28日に各地で行われた。立大は2位・立正大を相手に先制するも、後半の2失点で逆転負け。昇格に向けて後がない状況となった。

序盤から前線でのプレスがハマり試合を支配した立大であったが、18分にビルドアップのミスからピンチを招き立正大にPKを与えてしまう。守る栗山(観3=初芝橋本)は今シーズン初出場であったが冷静だった。

パンチングでピンチを防ぐ栗山(右から4番目)。PKストップなどでチームを救った

「今日サブに入っていた林健(コ2=JFAアカデミー福島)の言葉が頭にあった。PKはキッカーがボールを持つところから観察すべきだと。自分のことをほとんど見ずにセットしたので、蹴るところを決めて勢いよく来るなと。そして助走から左に来る可能性が高いと判断して早めに飛んだ。」

関東2部初出場ながら慌てることなく、相手の状態をじっくり観察し見事キャッチ。チームに勢いをもたらし、その10分後にはコーナーキックから井浦(済3=東久留米総合)の先制ゴールが生まれた。

後半、猛攻を仕掛けてくる相手に対し、立大は奪ってもマイボールにできず耐える時間が続く。そんな中で中央でタメを作られ、サイドに散らすという形から2失点を喫した。失点後に原大(営2=セレッソ大阪U-18)と五島(済1=星稜)を投入し、井浦を最前線に上げて攻勢に出るも得点は奪えなかった。

これで昇格圏の2位・立正大との勝ち点差は「6」。目標とする関東1部昇格に向けては厳しい状況となったが、この日PKストップを含むビッグセーブで貢献した栗山は「次節チャンスがもらえれば、必ずチームに勝利をもたらす」と意気込んだ。(10月31日 森亮太)

 

 

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