【ラグビー部】 対抗戦Aグループ最終戦、無念の黒星

◆2025年度関東大学対抗戦 Aグループ◆

12月6日 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Bグラウンド

立大 21―48 日体大

昨年度と同様、ラグビーの東の聖地・熊谷でAグループ最終戦が行われた。今年度対抗戦初勝利を狙う立大。前半から相手に主導権を握られながらも、必死に食らいつく。大畑(観3)と佐藤(文4)がトライを決め点差を縮めるも、無念の黒星となった。

 

鈴木(営1)のキックで試合が始まった。前半3分、ラインアウトでのペナルティを取られ、自陣深くまで攻め込まれるとモールで押し込まれ先制トライを許す。9分、大畑が相手のキックボールをキャッチすると素早く敵陣へ切り込み流れを呼び寄せた。有賀(理3)から渡ったボールを鈴木が蹴るが、相手に阻まれる。しかし吉田(営3)がすぐさまボールに反応。その後もパスをつなぎながら前進し、相手のハイタックルを誘発する。ラインアウトからのモールで緩急をつけて前進すると、角田(営4)→有賀→石川(理4)へと展開。タックルを受けながらも攻撃を継続し、さらに有賀から鈴木、大畑へとボールが渡る。開始10分、大畑がトライを奪い、佐藤のコンバージョンキックも成功。試合を同点に戻した。その後は反則が続き、自陣での守備時間が長くなる。26分、向井(ス1)の低いタックルが決まりペナルティキックを獲得するも、パスを回した攻撃はノックフォワードを誘われ惜しくもトライとはならなかった。ボールに絡む場面は多いものの反則が目立ち、得点につなげられないまま隙をつかれて失点。前半を7―19の12点ビハインドで折り返す。

 

続く後半、開始直後にトライを許す。コンバージョンキックも決められ、さらに点差が開いた。このまま日体大の流れに飲まれたくない立大。開始4分、立大のラインアウトからパスが回る。センターライン付近で大畑がボールを受けると、持ち前のスピードでゴールラインまで走り切りトライを奪った。勢いそのままに開始8分、相手チームのパスを佐藤が見事にインターセプト。相手を置き去りにし、一直線に追加点を決めた。開始16分、相手ボールのラインアウトから再開された試合は、センターライン付近から自陣22mラインまでボールが運ばれる。一度相手選手の足を止めた立大だったが、その後逆サイドに攻め込まれトライを与えた。その直後19分にも追加点を許し、点差が広がる。開始26分には立大のコラプシングからペナルティゴールを決められ、厳しい展開が続く。さらに開始36分、相手ボールのスクラムで劣勢に立たされそのままトライを献上。その後も日体大優位の展開が続き、21―48でノーサイドとなった。

 

武蔵大との入れ替え戦が決定した立大。Aグループ残留をかけ、白石組最後の戦いに挑む。

 

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(12月19日・今野春和、横田侑奈)

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