【女子バスケットボール部】冷静な試合運びで連勝を伸ばす


◆第75回関東大学バスケットボールリーグ戦2部A◆


10月12日 対日女体大 順天堂大学さくらキャンパス

明大、共栄大を立て続けに破り勢いを増す立大は、前回10点差で勝利した日女体大との再戦に挑んだ。相手ベンチから大きな声援が飛び交う中でも立大は冷静さを保ち、自分たちのリズムを崩さない。堅守から速攻へとつなぐ攻撃の形が冴え、試合の主導権を握り、最後まで集中を切らさず、74-60で快勝を収めた。

試合前に、士気を高める選手たち

第1Q試合開始直後から攻めの姿勢を見せた立大。オフェンスで池口(コ4)が日女体大の粘り強い守備にも動じることなく、スリーポイントやレイアップシュートを成功させる。さらにディフェンスでは川﨑(文3)がブロックやボールカットで相手の攻撃を封じ、1Qを22-13でリードして終えた。

第2Qは互いに譲らぬ点の奪い合いとなるが、立大のリバウンド力が光った。清水(営2)がディフェンスリバウンドからドリブルで押し上げ、村上(コ4)に合わせる連携プレーが決まると、阿部(営1)の右コーナースリーも決まり、得点を重ねた立大。終盤には池口もスリーポイントを沈め、41-27で前半を終えた。

スリーを放つ谷川(営2)

第3Qに入っても立大の勢いは止まらない。田平(社4)がボールを奪って速攻に持ち込み、川﨑がスリーポイントやフリースローで得点。村上も体を張ったレイアップシュートで着実に得点を積み上げる。相手は外からのシュートで応戦するも、立大は堅い守備でセカンドチャンスを与えず3Qを22-20、終了時点のスコアは63-47で優勢で終えた。

果敢に攻める田平

第4Q序盤、日女体大の隙のないディフェンスに一時苦戦する場面もあったが、立大はオフェンスリバウンドで主導権を維持する。下川(コ2)が難しい体勢からシュートを沈め、山内(文1)がスティールから速攻を成功。谷川のフリースローも確実に決まり、得点差を保った立大が試合終了までリズムを崩さず、74-60で勝利した。

チーム全体でリバウンドを支配し、セカンドチャンスを得点に結びつけた立大。前回10点差で勝利した相手に再び大差で勝利し、連勝を伸ばすことに成功した。全勝街道を突き進む立大は、今後も安定感と連携力を武器に戦いを続ける。

(10月13日・簗田ゆずか)

 

◆コメント◆ #11 前田選手(ス3)

―試合を振り返って

今日戦った日女体大が、結構ディフェンスで前から当たってくるのとプレッシャーが強いので、そこを嫌がらずにどう自分たちでアタックして攻められるかというのがポイントだったと思っていて、結構皆、最初はちょっとプレッシャーを嫌がってしまった部分があったんですけど、そこをどんどん試合をやっていく中で打開できたので良かったなと思います。

 

―1週目の試合と比べてどうだったか

1巡目より2巡目の方が皆、(相手が)来ると分かっていて、そこをどうするかというのを考えながらやったので、2巡目の方が落ち着いてプレー出来たと思います。

 

―相手の声援が大きく、チームの雰囲気はどうだったか

いつも通りでしたね。日女体大は人数が多いですけど、それに負けないくらい立教にも元気な人達がいっぱい居るので、いつも通り元気良く笑顔でプレー出来ました。

 

―1年と4年はチームを分けているイメージだが、そこに作戦などはあるのか

特にないですけど、1年生5人が出ていても戦える実力があるので、1年生も出していると思います。

 

―良かった点

今回は、楽しくプレーすることとリバウンドをたくさん取ることが出来ていて、そこが点差に繋がったと思います。

 

―課題点

所々ミスをしてはいけないところでミスをしたり、パスミスがあったので、強い相手になってくるとその1個のミスでも失点に繋がるので、そこを課題に次は戦っていきたいです。

 

―次戦の順大にむけて

順大もプレッシャーが強いので、そこを嫌がらずにアタックするのと、あとは相手のキーマンを皆でどう守るのかというところを共通認識で思っていけたらいいと思います。

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