
【陸上競技部】 箱根路連続出場へ!予選会エントリーメンバー14人に直前インタビュー③
昨年度、予選会1位通過を果たした立大。3年連続となる箱根駅伝本選出場、そして全日本大学駅伝での2年連続シード権獲得を目指し、選手たちはこの夏も厳しい合宿に励んできた。今年も江戸紫のユニフォームが箱根路を駆け抜ける姿を見られるのか。予選会を前に、出走選手にインタビューを行った。

両手でガッツポーズをする吉屋(営4)
吉屋佑晟(広島国際学院・広島)
◆自己ベスト◆
5000㍍:13’58”73
10000㍍:30’34”48
ハーフマラソン:64’50”
◆インタビュー抜粋◆
―夏合宿の感想
充実した夏合宿でした。途中、けがもありましたが、最後はAチームで練習することができました。4年間で一番余裕を持った練習をすることができたと思います。
―現在のコンディション
結構良い方だと思います。3年間予選会に出場してきましたが、これまでで一番余裕をもって練習をこなせている状態です。自信を持って臨めると思います。
―自身の走りの強み
粘りのある走りとラストスパートが強みです。
―最終学年として心がけていること
試合で結果を出すことは、チームの上位層としてやらなければならないことなので、後輩たちに結果で見せていけたらと思っています。
―部内で意識している選手
同級生の小倉(営4)です。ずっと意識している選手です、特に3年生から4年生にかけて力をつけた選手で、負けると悔しいので負けたくないです。
―昨年の予選会で見えた課題
昨年は後半で失速してしまいました。今年は普段のジョギングを長くして、より持久力を上げていけるように取り組んできました。
―箱根本選で見えた課題
ラスト1㌔で余裕がなくなってしまい、集団から離れてしまったので、距離を踏むなど対策を行ってきました。
―課題に取り組む中で成長したと感じること
昨年と比べ、良い状態で余裕をもって練習できている点で成長を感じています。
―予選会の目標
チームとしては3位以内。個人としては、日本人30位以内で通過することを目標にしています。
―30位以内という目標の理由
昨年は71位でした。今年は外国人選手を含めて40位から50位になりたいので、30位が妥当ではないかと思いました。
―レースプラン
当日は涼しい気候が予想されているので、序盤は余裕をもって集団についていき、後半で勝負したいです。自分の中で手一杯にならないよう、たくさん人を抜く走りがしたいです。
―予選会への意気込み
最終学年なのでチームを引っ張る走りという点と、個人としては日本人30位以内を目標に頑張ります。
―全日本大学駅伝での目標
チームとしては2年連続のシード獲得。個人としては1区で昨年区間6位だったので、区間3位以内を狙っていきたいです。

ガッツポーズをする本宮(営2)
本宮慶尚(水城・茨城)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14’16”95
10000㍍:29’33”54
◆インタビュー抜粋◆
―夏合宿の感想
自分が想像していたより、良い練習が積めたと感じています。夏合宿では28㌔走など、ロードの練習をメインに行っていました。これまでロードは苦手分野だったので、今年の夏は自分の苦手な部分に対して向き合うことができました。
―具体的な苦手分野との向き合い方
28㌔走など長い距離の練習の中で、坂を登ることに対して苦手意識がありました。先輩や監督からのアドバイスを意識して走るなど、一回一回の練習で諦めずに続けたのが良かったと思います。
―自身の走りの強み
走りの強みは我慢強さです。きつくなってから粘ることが強みだと思っています。
―1年生の頃より成長した部分
1年生の頃はけがが多く、練習を継続することができませんでした。2年生になってからは大きなけがもなく、良い練習をできるようになったことが成長した部分だと思います。
―1年間取り組んできたこと
日々のストレッチやセルフケアの部分と、食生活を見直して栄養を摂り、丈夫な身体づくりを意識しました。
―部内で意識している選手
同期が一番のライバルです。特に山下(観2)と鈴木(営2)です。2年生の頃から学年をけん引していて、チームの主軸にもなっています。2人に勝たないといけないな、と日頃から感じています。
―初めてメンバー登録された感想
ここまで練習してきて、予選会に出場することや、まずはメンバー登録されたいという思いでいたのでほっとしています。嬉しい気持ちです。
―予選会での目標
まずはしっかりチームに貢献をする走りをすることです。私はハーフマラソンの経験が無いのですが、経験が無いからこそ挑戦できると思っています。恐れを知らずに、チームに貢献できる走りをしたいです。
―具体的なレースプラン
後半きつくなる部分が出てくると思うので、自分の強みである我慢強さで走り切りたいと思います。
―予選会への意気込み
自身初のハーフマラソンになるので、恐れずに挑戦して自分のできる走りをしたいです。その上で、チームの目標に貢献していきたいです。
(10月9日 取材・編集/渡邉公実子、中村祈珠、川﨑亜湖、齋藤悠華)