【野球部】「打破」秋季リーグ戦直前インタビュー Vol.5 金川選手×中﨑選手対談

第5弾は、立教新座高校出身の2選手を取り上げます。2年生ながらクリーンアップを任される俊足巧打の外野手・金川選手。そして、怪我から復帰した苦労の右腕ながらまだまだ成長を見せる本格派投手・中﨑選手、それぞれの想いを聞いてみました。
金川大祐選手(社2=立教新座)×中﨑響介選手(観3=立教新座)

―春シーズンを振り返って、怪我を乗り越えて守護神になりました。ここまでくるのに苦労しましたか
(中﨑)リハビリは1年半くらいあったから、今考えればあっという間でしたけれど、リハビリをしているときはやはり投げられなかったので辛いなと思いました。

―不安も感じましたか
(中﨑)不安はあまりなくて、怪我が治れば勝負できるみたいなよく分からない自信がありました。

―三振を取って、吠える印象がありますが、一番気持ち良かった三振はありますか
(中﨑)一番気持ち良かった三振は、法大戦の8回の2死ランナー2塁から取った三振です。

―2年生としてベンチに入って、色々な役割を経験したと思いますが、どのような意気込みでベンチに入りましたか
(金川)本当はもっと試合に出たいなと思ってベンチに入りましたが、なかなか出番が貰えなくて、その中で与えられた仕事があれば、目立てるように活躍できるようにという気持ちでやりました。

―その中で、一番印象に残っている試合はありますか
(金川)負けましたが、明大戦の試合に9回に代走で出て、盗塁したのが一番覚えています。緊張したけど、すごいいい経験でした。

―今ではオープン戦は、スタメンで試合に出場していますが、春との意識の違いはありますか
(金川)自分のチームでの役割とか、自分が打たなければいけないとか、自分がチームの中でできることを考えて、チームにどう還元していくかというところを考えて、秋はやっていけるかなと思います。

―今は主に3番打者として出場していて、3番は役割も多く難しいポジションだと思いますけど、3番としての自分はいかがですか
(金川)まだあまり慣れていなくて、少しプレッシャーも感じていますが、とても幸せなことだなと思って、その中で自分のできることを精一杯頑張ろうっていう気持ちで臨んでいます。

―次に夏キャンプについて。成長している実感はありますか
(中﨑)春までは、短いイニングを投げることが多く、怪我が明けてすぐだったので、少し投げたら結構休みをもらっていましたが、夏キャンプは長いイニングを投げることもあり、間隔も短く投げていて、より実践的なピッチャーになれているかなと思います。平均球速とかそういった面でも上がってきているので、その辺での成長は感じています。
(金川)とてもあります。春まではスタメンで試合に出ることは少なく、その中でこれだけたくさんの試合にスタメンで出させてもらって、たくさん場数を踏むことができて、色々なピッチャーと対戦できて、とても成長できていると思います。

―秋について、個人の目標をそれぞれお願いします
(中﨑)この前の春は、どちらかというと先輩や周りの人に助けてもらって、何とか投げているという感覚がありました。しかし、今回からはそういうわけにはいかなくて、自分がピッチングで引っ張ってチームを勝たせていくということをしなければいけないと思います。自分がいいピッチングをして、チームに良い流れを持っていけるように頑張りたいです。具体的な目標は、前回は1勝でしたので、リーグ戦2勝にします。
(金川)春は3打席ヒットが出なかったので、とりあえず本当に小さな目標は、ヒットを打つことです。大きく見たら、この秋を通して、チームを勝たせられるくらい自分が打たなければいけない、そのくらいの存在になることが目標です。


金川大祐(かながわ・だいすけ)1999年10月20日生まれ。社会学部2年。右投左打/外野手/立教新座/180㌢78㌔。俊足巧打でパンチ力も併せ持つ期待のスラッガー。2年生として堂々とプレーする姿に注目。夏バテ対策では、どの栄養をどれだけ摂れば良いかなどを色々な人に聞くなど真面目でストイックな選手。
中﨑響介(なかざき・きょうすけ)1998年7月4日生まれ。観光学部3年。右投右打/投手/立教新座/177㌢83㌔。球速145㌔を超えるストレートと、スライダーを武器に三振の山を築く本格派右腕。今夏には、凍らせた蒟蒻畑を食べて夏バテ対策をしているという可愛い一面も見せる。

(取材・冨田璃央/編集・冨田璃央)

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