【ハンドボール部】迎えた秋季リーグ第4戦。競り合い見せるも黒星続く

◆2025年度秋季リーグ戦◆

9月7日 対日大 立大新座キャンパス

今季リーグ戦も黒星が続き、苦しい状況の中で迎えた第4戦。対戦相手は春季リーグ4位の格上である日大だ。ホーム戦で黒を白に変えることはできるのか。60分の熱き戦いが幕を開けた。

サイドシュートを決める重田

勝利にこだわる立大は積極的に攻撃に回るが、日大のディフェンスに翻弄される。開始32秒で先制点を献上。5分後には3失点を許し、相手に流れを奪われた。シュートも打てない苦境に、たまらずタイムアウトを取る。落ち着きを取り戻し、石井(ス3)を筆頭にゴールを重ねた。中でも重田(ス2)はサイドからのジャンプシュートで相手を圧倒。しかし、序盤の失点を取り返すことが出来ず5点ビハインドで前半を終えた。

シュートを放つ丸山

勝利をつかむため、得点を稼ぎたい後半戦。開始直後に点を奪取されるも、冨永(ス3)を基軸に体制を立て直す。島仲(ス3)、遠山(ス2)が好機を逃さず送球し、得点を重ねる。後半から立大の調子はピークを迎え、何度も歓声を沸かせたが前半の点差は埋まらない。点を取っては取られるこう着状態が続いた。15分経過時、上野(ス1)が連続でゴールを決め2点差まで迫る。しかしシュートの精度が段々と落ち始め、7㍍スローのチャンスを得るもネットを揺らすことはなかった。結果、後半は17-16と僅差で制したものの、前半の失点を取り返すことができず敗戦を喫した。

 

春季は日大に13点という大差で敗北したが、秋季では4点差まで縮めた立大。黒星ではあるものの、4ヶ月の間に積み重ねた練習の成果を感じることができた。次戦で折り返しを迎える本大会。強豪たちがひしめく1部で、勝利に喜ぶ立大に期待したい。

(9月11日・渡邉仁菜)

 

◆コメント◆ #33冨永選手

ー今日の試合を振り返って

入りのところで自分たちで勝手にコケてしまって相手の流れになってしまったんですけど、後半は逆に立て直して自分たちの流れで攻めきれたんですけど、最後は負けてしまったので課題のところを修正しなければいけないと思いました。

 

ー良かった点

相手の立体ディフェンスに対して7人攻撃っていう手段をとって、そこで全員で意図をくみ取ってシュートまでいけて得点を取れたところです。

 

ー改善点

セットのディフェンスで、後半ポストにスライドされてポストシュートを何本も決められてしまったので、そこはディフェンス力を高めていきたいなと思いました。

 

―今日のコンディション

前半は結構まわりが見えていて自分のパフォーマンスができたんですけど、やっぱり点差を縮めて逆転したいってなった時に視野が狭くなってしまったので、そこを改善したいです。

 

―次戦に向けて

課題が明確になったので、セットのディフェンスを磨くところと、あとセットのオフェンスも攻めあぐねた時に次どうするかっていうのを全員で協力して次の試合頑張って行きたいと思います。

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