【アイスホッケー部】守り切ったが、勝利には繋がらず

◆2021年度関東大学アイスホッケーリーグ戦(特別大会)◆

10月23日 対日体大 ダイドードリンコアイスアリーナ

※カッコ内はシュート数

先週の青学大との悔しい敗戦から1週間、今回の対戦校は1部リーグでも上位の日体大。試合開始前、立大サイドには格上相手にも怯まず、熱い闘志をもった選手たちが見受けられた。

試合開始直後から立大は日体大に攻め込まれる。相手の正確なパスワークと強靭なフィジカルに選手たちは苦しめられた。立大は対日体大の対策として守りを中心に練習してきた。その成果か主将の田中(営4)を中心に守りを固め、1Pを3失点に抑えることに成功する。

試合開始に備える選手たち

続く2Pでも日体大の猛攻は終わらず、選手たちは変わらず守りに徹する試合展開となった。途中には立大の選手が2人退場し、数的不利の局面に陥る。2Pは1失点と上々のディフェンスを見せた一方、なかなか攻め時を見つけられず、相手の優位性は変わらなかった。

3P、立大は一矢報いたい気持ちで臨んだ。久保(コ2)を筆頭にシュートを放ち、最後まで諦めない姿を見せ続ける。しかし、立大の出場選手は相手に比べ少なく、徐々に選手たちからは疲れが見え始めた。そして、4失点を許してしまい、結果0-7で試合終了を迎えた。

パックを相手陣地まで運ぶ久保

試合終了後、主将・田中は「すっきりしない」と述べた。思っていたよりもやるべきプレーが出来なかったことから表れた言葉だった。また、選手たちの意思疎通がうまくいかず、認識のずれがあったとも語る。次戦は天王山と掲げている神奈川大だ。連携を強化し、勝利を収める立大に期待したい。

(10月25日・大澤創)

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