【準硬式野球部】悲願の初優勝へ!接戦を制し、好発進を切る

 

◆第77回文部科学大臣杯全日本準硬式野球選手権大会◆

8月21日 野幌総合運動公園硬式野球場

創部史上初の全国制覇を目指し、8年ぶりに全日本の舞台へと挑む立大。抽選の結果、2回戦からの出場となった。初戦の相手は一回戦を接戦で勝ち抜いた名城大。勢いに乗る強敵相手に勝ち星を挙げることはできるのか。

初回、桑原(コ3)、日野(ス3)が安打を放ち、一死一三塁の好機を作る。続く中野(コ2)の内野ゴロの間に先制。欲しかった先取点がチームに勢いをもたらした。

好投を見せる三浦(ス3)

大事な初戦の先発は春季リーグ戦において抜群の安定感を誇った三浦。初回からテンポよく投げ込み、上々の立ち上がりを見せた。3回には長打を浴びるも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。その後、毎回走者を背負いながらも気迫あふれる投球で相手打線を封じこめた。好守備にも支えられ、6回無失点の投球で次に託す。続いてマウンドを任されたのは望月響(ス3)。しかし安打と犠打を許し一死二塁のピンチを招く。悪い流れを断ち切るためタイムを取り、状況を冷静に確認。落ち着きを取り戻した立大は粘り強い守備力で苦境を脱した。

ピンチを脱する望月響

相手投手の好投もあり、初回以降無得点が続いていた立大。8回に先頭・白橋(ス3)が安打を放ち、好機を作る。勢いそのままに日野の中適時打などで待望の追加点を獲得。投手陣の粘り強い投球にこたえる捕手の一打で差を3点に広げた。攻撃の手を緩めない立大は最終回にも2点を追加。最後は新保(観4)が完璧な投球で締めくくり、5対0で名城大を下した。

次戦は六大学春季リーグで優勝した強敵・早大に挑む。立大の全国制覇への道は始まったばかりだ。

(9月5日・神谷悠仁)

◆白橋選手インタビュー◆

ー今日の試合の感想

初戦ということで練習のときから自分たちが1番力のないチームだということをずっと言っていたので、最終的に5対0という結果になったんですけど、一人一人がやることをしっかりやった結果積み重なった結果なのかなと思います。

 

ー名城大はどんなチームだったか

うちのピッチャー陣が結構頑張ってくれたんですけど、ヒットが出たりとかいいプレーが出ると守っててやだなと思うような流れになったチームだなと思いました。

 

ー守備のタイムを何度か取っていたが、何を話していたか

結構相手チームが盛り上がっていて初戦ということもあって固くなってる自分たちがいたので、1点はいいぞと最悪のケースを想定して地に足つけて一個一個やることをやろうという話をしました。

 

ー全国大会の雰囲気はどうだったか

リーグ戦とかと違って慣れない球場でやるので僕も1打席目とかは緊張しちゃっていつも通りできなかったかなというのもあったので、ちょっとふわっとした感じはあったんですけど、最初に1点を取ってくれて地に足つけて落ち着いてできたかなと思います。

 

ー今日は2安打の活躍だったが、打った時の感触は

最近あんまり調子良くなかったので、素直に嬉しかったのと、まず個人成績よりもチームの勝利に貢献することだと思うのでチームの勝利のために動いた結果がヒットに繋がったので、これからも最後のスクイズだったりとかチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。

 

ー次戦の意気込み

早稲田大学はリーグ戦でも負け続きでここまできて負けたら1番悔しい相手なので、持っている力を全て出して頑張りたいと思います。

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