【アイスホッケー部】リーグ開幕!強敵相手に白星を挙げる

♦2025年秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会♦

5月6日 対慶大 ダイドードリンコアイスアリーナ

昨秋はリーグ4位という結果に終わった立大。春季リーグは昨秋1位の慶大との一戦で幕を開けた。序盤から激戦を繰り広げるが、巧みなプレーに押される時間が続く。しかし、相手ペナルティからパワープレーにより好機を得ると、勢いに乗り先制点を獲得。第2Pで同点に追いつかれたものの、第3Pで猛攻を見せ3点を追加し試合を終える。格上相手に試合の主導権を獲得し、見事に初戦から勝利を収めた。

 

試合開始から激しい攻防を見せるも、昨秋王者の巧みなプレーになかなか主導権を握れない立大。序盤からゴール際を攻められ苦しい時間から始まる。ディフェンスから機会を作り出し、上級生を中心に慶大ゴールまで果敢に迫るも点数にはつながらない。試合開始5分でパワープレーの好機が到来。数的有利を活かしてパックを奪うも得点とはならなかった。試合中盤には猛攻にあうが、糸金(ス2)の好守備でなんとか耐え抜く。その後もパワープレーに入るも試合は動かない。試合終盤に3度目のパワープレーに突入。時間中の攻撃は決まらなかったがパワープレー終了直後に猛攻の末、齊藤悠(済2)が先制点を挙げた。1点リードで第2Pを迎える。

相手のシュートを阻む糸金

試合の主導権を握りたい立大だが、慶大の攻撃は激しさを増す。相手のキーパーを下げての6人攻撃で攻められると、さらにキルプレーが重なり厳しい展開になった。ディフェンスを中心に守り抜くも、中盤に再びキルプレーに突入。フェイスオフで相手にパックが奪われ、ゴール際を囲まれる。ディフェンス陣のと糸金の堅守で数的不利のなか再度守り抜いた。しかし、試合終盤には3度目のキルプレーに突入するとさらなるペナルティで相手と2人差の体制となる。なんとか激しい攻撃を防ごうとするも、数的不利に押され1点を献上。同点のまま試合の行方は第3Pに持ち越された。

パックを運ぶ柳澤(営2)

勝負をかけた第3P。パワープレーからスタートし、積極的にシュートを放つも追加点にはつながらない。しかし、直後に再度パワープレーに入ると終了1秒前に中舘(営2)と平子(ス2)のアシストで柳澤が得点。主導権を握るとその後も慶大の攻撃を防ぎ、もう一度パワープレーの機会を得る。粘り強く相手ゴールを攻め、圃田(営4)のアシストで中舘がさらなる追加得点を挙げた。2点差とリードすると、その後のキルプレーも糸金を主軸に相手に得点を許さず果敢に攻め続ける。試合終了間際には、相手キーパーがいない隙に立石(営3)をはじめにゴール際までパックを運び平子が4点目を挙げ3点差に突き放した。直後にはキルプレーに入り、相手はキーパーを下げて猛攻を仕掛けてくる。糸金の必死の守備で守り抜き、試合終了。格上相手に善戦し、点差をつけての勝利となった。

シュートを放つ中舘

開幕から格上との試合を強いられるも、勝利を収め白星発進となった立大。上級生をはじめとし、今試合では新戦力として加わった1年生も活躍を見せた。これからもさらなる活躍が期待される。

(5月10日・清水伽音)

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