【女子バドミントン部】2部優勝を目指す立大、善戦むなしく今季初の黒星を喫す

♦2025年度関東大学バドミントン春季リーグ戦♦

5月3日 対東京情報大 日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

春季リーグも折り返しを迎える中、ここまで2連勝と好調な立大。第3戦では東京情報大と対戦した。白熱したラリーが続いたものの、あと一歩及ばず悔しくも今季初黒星を喫することとなった。

第1試合に出場したのは鈴木(ス2)。立ち上がりから3連続得点と好調な出だしを切る。その後同点に追いつかれながらも、落ち着いたプレーで再び流れを引き寄せ、1セット目を21―14で先取。続く2セット目では終盤に追いつかれる場面もあったが要所でのスマッシュが光り、接戦を制してストレート勝ち。チームに勢いをもたらした。

激しい攻防を重ねる鈴木

続く第2試合では葛西(文2)がシングルスに臨んだ。第1セットはネット際での粘り強いプレーと鋭いスマッシュで得点を重ね、接戦を21―17で制した。第2セットも序盤はリードを保ったものの、相手の多彩な攻撃に押されマッチポイントまでもつれ込み惜敗。勝負の第3セットでは序盤から圧倒し、快勝を収めた。

サーブを打つ葛西

第3試合のダブルスは鶴田(ス3)・増田(ス1)ペア。第1セットは一進一退の展開となるも、増田のショットが冴え21-16で先取。しかし、第2セットでは相手に連続得点を許し14-21で落とす。最終セットでは、序盤はリードするも中盤で追い上げられ、逆転負けを喫した。

連携プレーで魅せる鶴田・増田ペア

第4試合は鈴木(ス2)・太田(文3)によるダブルス。序盤からネット際を狙われ、第1セットを大差で落とす苦しい立ち上がりとなった。第2セットでは一時12―12まで追い上げるも、相手の巧みなラリーに翻弄され、力尽きてストレートで敗戦。対戦成績は2勝2敗となり、勝負の行方は最終戦に委ねられた。

構えをとる鈴木・太田ペア

運命の第5試合では福田(文4)が登場。第1セットは緩急をつけたラリーで相手を崩し、11―3と大差でリード。勢いのまま1セットを奪う。続く2セット目も中盤までリードしていたものの、弱点を突かれて守勢に回り逆転を許した。最終セットも一進一退の攻防が続いたが、最後は相手のプレーに対応しきれず敗戦。惜しくもチームは2勝3敗で今季初の黒星を喫する結果となった。

得点を決め喜ぶ福田

悔しい敗戦ではあるものの、全選手が持ち味を発揮し勝利目前まで追い詰める場面も多かった。次戦の相手は、作新学大。2部優勝に向け、ここからの巻き返しに期待がかかる。

(5月4日・前澤佑実)

♦コメント♦福田選手

春リーグの目標

2部優勝、1部昇格を目指しています。

 

昨年の秋リーグから春リーグ開幕までの期間はどのような練習に取り組んできたか

昨年は4年生が主力を務めていたチームだったため、今年はメンバーが大きく変わりました。練習内容自体は大きく変えてはいませんが、実戦形式の試合を多く取り入れ、実戦感覚を養いながら、お互いに良い刺激を与え合えるような練習を意識して取り組んできました。

 

残り2試合の意気込み

チームとして勝利を目指して戦いますが、それ以上に一球一球に集中して、仲間と声を掛け合いながら粘り強く戦う姿勢を大切にしたいです。その積み重ねが、最終的に結果につながればと思っています。

 

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