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【野球部】勝ち点をかけた第2戦!勝利を呼び込むのはどちらの左腕か <春季リーグ戦 早大2回戦>

♦2025年度東京六大学野球春季リーグ戦♦

5月4日 対早大 明治神宮球場


打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[7] 山形(コ4=興南)
[4] 村本(文2=大阪桐蔭)
[6] 小林隼(コ2=広陵)
[5] 丸山(コ3=大阪桐蔭)
[9] 鈴木唯(コ4=東邦)
[3] 河野(コ2=広島新庄)
西川(社4=神戸国際大附)
[8] 桑垣(コ4=中京大中京)
H8 北田峻(コ4=報徳学園)
[2] 落合(ス3=東邦)
[1] 田中(文2=仙台育英)
永名(営4=成田)
大越(済4=東筑)
下川邊(済3=國學院久我)
小林誠(ス3=日大二)

投手成績

 

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
田中(文2=仙台育英) 4 2/3 89
永名(営4=成田) 0 1/3
大越(済4=東筑) 11
小林誠(ス3=日大二) 28

前日の試合では、劇的なサヨナラ勝利を収めた立大ナイン。勢いそのままに、春秋連覇の王者・早大との2回戦に挑んだ。4回表には丸山(コ3=大阪桐蔭)、鈴木唯(コ4=東邦)の安打などで一死満塁の好機を作るも得点ならず。宮城(3年=浦和学院)に完封という悔しい敗戦となった。

塁上で笑顔を見せる鈴木唯(コ4=東邦)

勝負の一戦、マウンドを託されたのは田中(文2=仙台育英)。自身初となる2勝目をかけ、早大を封じ込めるべく腕を振るう。しかし2回、早大の強力な打撃陣に捕まり、一死走者なしから田村(4年=早大学院)に本塁打を許し先制点を献上。後続の大内(3年=浦和学院)、吉田(4年=浦和学院)にも連打を浴び追加点を与えてしまう。続く3・4回は気迫のこもった投球で立て直し、相手に流れを渡さない。しかし迎えた5回、宮城に与えた四球を皮切りに得点圏にランナーを背負い、小澤(4年=健大高崎)のタイムリーで3点目を許す苦しい展開に。救護するべくマウンドに上がった永名(営4=成田)が寺尾(3年=佐久長聖)を打ち取り、ピンチをしのぐ好投をみせた。その後は大越(済4=東筑)、小林(ス3=日大二高)が粘りの投球を見せ、無失点で抑えた。

力投を見せる田中

投手陣を援護したい打線だったが、なかなか得点に結ぶ一打が出ない。迎えた4回、一死走者なしの場面から丸山が中安打を放ち出塁。続く鈴木唯も右前に球を運ぶ。相手の失策と河野(コ2=広島新庄)の四球により一死満塁とチャンスを拡大するが、桑垣(コ4=中京大中京)が併殺打に倒れ、無失点に終わった。しかし6回、二死から好調の丸山が中安打を放ち、鈴木唯の死球で二度目の得点圏にランナーを置くことに成功。何としてでも得点に繋げたい立大であったが、後続が倒れ得点に結びつけることはできなかった。3点を追う9回、二死から代打・西川(社4=神戸国際大附)が主将の意地を見せる二塁打で反撃へのきっかけを作った。結果的に得点には結びつかなかったものの、明日に繋がる一打となったことは間違いないだろう。

打席に立つ北田峻(コ4=報徳学園)

好機は作るもあと一歩が届かず、悔しい完封負けを喫した立大。勝利が求められる第3戦、チームの命運を託されるのはやはりエース・小畠(営4=智辯学園)だろう。勝負強さに定評のある右腕が、立大を勝利に導く姿を信じたい。

(5月4日・布山愛、東直虎)

≪早大戦1回戦の戦評はこちらから≫

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