【ラグビー部】奮闘するも、惜しくも敗戦
◆2022年度関東大学対抗戦Aグループ◆
11月19日 対筑波大 江戸川区陸上競技場
関東学生対抗戦も残り2試合。前戦の日大戦で白星を飾った立大は、良い流れに乗りたい。相手に迎えたのは、筑波大。終始相手がボールの主導権を握る展開。惜しくも敗戦となったが、勝ち進みたいという選手の思いがプレーに表れていた。
前半、立大のキックオフで試合が始まる。序盤から攻めた姿勢でゴールラインに前進する。#9北川(現3=國學院久我山)がゲインするも相手選手のディフェンスにより翻弄され、得点には繋がらずもどかしいプレーが続く。ゴールラインに迫ってくる相手にタックルを仕掛け、圧力をかける。しかし試合開始15分、立大の守りを崩され先制点を許す。
前半21分に#6二木(観3=立教新座)がノットリリースザボールを誘い、ピンチを抜け出すと勢いづく。筑波大のベナルティで#10安藤(観4=京都成章)がゴールを決め3点を獲得し、スコアは3-10となる。そのまま反撃を続けたいところだったが、3-17で前半を終える。
なんとか点差を縮めたい立大。後半6分、相手のペナルティによりゴール付近での立大ボールのスクラムを獲得する。#8紀伊(営4=桐蔭学園)が一瞬の隙から抜け出しトライを決める。#10安藤が落ち着いてコンバージョンゴールを決め、10-24と一気に点差を詰める。さらに後半10分には#9北川→#13福壽(済3=立教新座)→#10安藤と素早いパス回しで敵陣ゴール手前まで攻め込むなど、序盤は立大の流れで試合を進める。しかし筑波大の巧みなパス回しと速攻により2トライを与えてしまう。一矢報いたい立大は後半26分、#12中(観2=桐蔭学園)がディフェンスの隙をつき、トライに成功。#10安藤のコンバージョンゴールも決まり、17-36とする。立大は最後まで粘り強いディフェンスを見せるも筑波大の猛攻に押され、17-43でノーサイドとなった。
目標である「大学選手権出場」は惜しくも叶わなかった。それでも立大ラグビーらしさを来年へ見せ続ける。
(12月12日・松尾悠、玉野礼恵)