【ハンドボール部】強豪・国士大と対戦‼ 終始激闘を繰り広げるも…

関東学生秋季リーグ戦

8月27日 対国士大 中大多摩キャンパス第一体育館

秋季リーグ戦の初戦。相手は昨年同大会準優勝の国士大である。前半GK・中原(コ3)の好セーブから流れをつくり、2点リードで折り返した。後半一進一退の攻防が続くも試合終了間際に追いつかれてしまう。最後は7㍍スローで得点を許し、初戦黒星を喫した。

ゴールに向けて走る深澤(営4)

先制点を決めたのは立大。前半3分に敵陣からボールを奪い、2年の絶対的エース・大久保(営2)がゴールネットを揺らした。続いて前半4分、大久保、深澤からパスを受けた三谷(営3)がゴールを決め、いきなり2点リードの順調な滑り出しを見せる。その後は互いに1点を取り合う展開が続くが、前半17分の相手のカウンターから一気に逆転を許してしまう。国士大にペースを奪われたかと思われた前半22分、相手の強烈なシュートをGK・中原の好セーブでしのぎ窮地を脱すると、戦況は一変。好プレーに周りが感化されるように攻撃陣に火が付き、松村(コ3)、杉本(コ4)らのゴールを含め5連続得点で一気に逆転に成功した。強豪相手に2点リードで折り返す。

シュートを狙う青木(コ1)

後半守りを軸に試合展開を踏むも、相手の粘りの攻撃に苦戦を強いられる。中原が好セーブを連発するも、国士大は攻撃の手を緩めない。互いに譲らない攻防が延々と続いた。リードを保ちながら終了まで粘りたい立大であったが、終了2分前に7㍍スローの権利を与えてしまい同点となる。試合終了数秒前にも相手のカウンターを防ぎきれず、またも7㍍スローを与えてしまった。放たれたボールがネットに揺れると同時に試合終了のブザーが鳴る。大金星へあと一歩及ばなかった。

試合後、主将・深澤は「ディフェンスに関しては大きな収穫はあった」と前向きな答えが返ってきた。強豪集う1部で戦っていける力はある。今試合が立大ハンドボール部のさらなる飛躍を予感させた。

(9月6日 田作涼馬)

関連記事一覧