【女子バドミントン部】秋季リーグ最終戦は専大に惜敗

◆2025年度 関東大学バドミントン秋季リーグ戦◆

9月21日 対専大 日本体育大学健志台キャンパス体育館

 

秋季リーグは最終戦を迎えた。立大は前日の青学大戦で敗れ、開幕から続いていた連勝が止まった。最終戦では今大会無敗の専大に挑み、最後まで奮闘したものの黒星を喫した。

 

トップバッターを務めたのは、富山(ス3)。第1セット序盤から相手の猛攻に押され、セット中盤には3点差まで詰め寄ったが突き放され第1セットを落とした。第2セットでは相手にマッチポイントを握られながら得意のドライブで連続得点を重ね粘りを見せる。しかし相手には及ばず、0-2でストレート負けを喫した。

 

第2試合のシングルスを任されたのは小笠原(営3)。第1セットは序盤から落ち着いたプレーで主導権を握るも徐々に点差を詰められ終盤に逆転を許して惜敗。第2セットは第1セットとは打って変わりスマッシュを中心に強打の打ち合いとなったが、相手のリードを奪えず敗れた。

 

第3試合のダブルスは鶴田(ス3)・増田(ス1)ペア。第1セットは序盤からクロスゲームが続いた。相手にセットポイントを握られる場面があったものの、勝負強さを発揮し22-20で先取。第2セットも拮抗する展開が続いたが冷静に対応し、終盤の5連続得点で見事接戦を勝ち抜いた。

得点を決め、喜ぶ鶴田・増田ペア

 

第4試合のダブルスは山本(文4)・太田(文3)ペア。ここで勝ち星を挙げて最終戦に望みをつなぎたい立大は第1セットの序盤から試合をリードする。しかし相手の追い上げに苦しめられ、第1セット先取を許した。その後も開いた点差を追いかけるも力及ばず敗戦した。

身構える山本・太田ペア

 

最終戦のシングルスを任されたのは葛西(文2)。第1セットでは落ち着いたプレーで序盤から有利に試合を進め、前後に揺さぶる攻撃で決め切った。続く第2セットでも緩急をつけた攻撃で終盤まで主導権を握ったものの、最後に相手の猛攻を受けて逆転され、惜しくもセットを落とす。最終第3セットでは中盤に点差を詰められる場面もあったが、終始冷静なプレーで得点を重ね、最終戦を白星で締めくくった。

 

最終日は2-3で好調の専大に惜敗。立大女子バドミントン部は秋季リーグ戦2部3位の成績で終えた。

 

リーグ戦三連覇こそ成らなかったものの、勝負どころで発揮された粘り強さに今後への期待を感じさせるシーズンであった。昇格争いは来春へ持ち越されるが、秋に行われるインカレでも彼女たちの勇姿を見届けたい。

 

(9月27日・耳浦千春)

◆コメント◆ 鶴田選手

 

―昨日の敗戦からどのように立て直しを図ったか

 

昨日の試合は、自分の中で精神的にコントロールできない試合だったと昨日の夜に振り返った。今日の相手は初めての対戦だったが、競ることは分かっていたので、精神的に入れること、攻めることを心掛けて戦った。

 

―今日の試合を振り返って

 

自分がやりたいと思っているような詰めができ、2セット目は疲れて苦しい場面もあったと思うが、一本ずつ凌いで凌いでチャンスを掴んだという感じで、結構思い描いていた試合ができた。

 

―次の試合に向けての意気込み

 

次はインカレの個人戦で、初めて1年生と組んでインカレに出るので先輩らしく引っ張っていけるように頑張りたい。

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