
【アメリカンフットボール部】開幕戦の悔しさをバネに臨んだ第2節!強敵を退け見事勝利をつかむ
◆2025年度関東大学アメリカンフットボールリーグ戦◆
9月13日 対明大 アミノバイタルフィールド
前節、接戦を落としたRushers。開幕戦の悔しさをバネに迎えた第2節の相手は強敵、明大。勝利への渇望を胸に雨のフィールドに立った立大は、最後まで集中力を切らさず見事勝利をもぎ取った。
試合は第1Q、立大はQB#11中川(文1)の冷静なパスがWR#80小寺(済2)に通り、最初のTDを奪取。幸先の良いスタートを切った。しかし明大も譲らず、FGで追撃。僅差のまま第1Qを終える。

K#54土生(観2)
両チームの攻防が激しさを増した第2Q。立大は再びパスオフェンスが炸裂。QB中川からWR小寺への鮮やかなTDパスが成功し、リードを広げる。しかし、明大も驚異的な粘りを見せた。ランとパスを巧みに織り交ぜ、TDを奪うと、さらにFGを成功させ、点差を詰めてくる。息もつかせぬシーソーゲーム、17対15で前半戦を終えた。
後半最初の第3Q、立大は再びギアを上げた。前半の勢いそのままにQB中川のパスがWR小寺へと繋がり、この日3度目のTDを奪取。リードをさらに広げ、勝利を確実なものにしようと突き放しにかかる。ディフェンスも集中力を保ち明大の反撃を完全に封じ込め、このQは無失点で終える。

LB#2丹羽(社3=写真左)、DL#9マーティン(理3)
最終Q、追い詰められた明大が猛攻を仕掛ける。しかし、立大は鉄壁の守りでそれを跳ね返す。試合終盤、明大はFGで3点を返すが時すでに遅し。立大は最後まで集中力を切らすことなく、見事な逃げ切り勝利を収めた。試合終了のホイッスルが響き、24対18で今シーズン初勝利を飾った。
猛攻を耐え抜き、勝利をもぎ取った立大。パスによる攻撃では相手に劣るも、圧倒的なランヤードを稼ぎオフェンスをけん引。悪天候という厳しいコンディションの中、チーム一丸となって掴んだ勝利は、今後の戦いに大きな弾みとなるだろう。
(9月13日・大谷未來)
◆コメント◆RB#34阿曾選手
― 試合を振り返って
東大戦で負けてもう後がない状況だったので、一つずつ勝っていくしかないと思っていました。全勝する準備をしてきた結果、今日の結果につながったと思います。
― 試合中一番印象に残っている場面は
勝っている状況で、前回の負けた試合と同じような状況だったので、最後まで集中してボールを握り続けられたことが印象的です。
― 試合の満足度を10点満点で表すと
個人的には5点、チームとしては8点です。個人的な点数が低いのは、走ることに対して迷いがあり、なかなかランを出せていなかったからです。まだまだ努力して成長していかなければならないと思っています。チームとしての点数が高いのは、ミスもまだ目立ちますが、勝利したことは大きなことだと思うからです。今回の勝利を評価し、全勝するために頑張っていきたいです。
― 自身のプレーの中で一番のベストプレーは?
後半のプレッシャーをかけたい場面でしっかりとプレッシャーをかけきり、ボールを握り続けられたところです。
― 次戦への意気込み
次戦まで1週間しかないので、すぐに切り替えて次の試合に向けて頑張りたいと思います。