
【女子バレーボール部】 主導権を握りストレート勝ち!手堅く白星を重ねた
◆2025年度秋季関東大学女子2部バレーボールリーグ◆
9月21日 対中央学大 新座キャンパス
1勝1敗で迎えた3戦目。対するは、昨季3部リーグ王者で今季2部へ昇格を決めた中央学大だ。並々ならぬ強敵が待ち構える中での一戦、勝たなくてはいけない戦いだと#5田中(社3)は語る。
第2セット序盤で得点が停滞したものの、立大の安定した得点力を見せつける結果となり、ストレート勝ち。今季2勝目をあげた。
第1セット、#7吉川(ス3)のサーブを皮切りに4連続得点。開始直後から差が開いた。しかし中央学大も3部王者の意地を見せつける。こちらのミスを見逃さず、流れをつかみ取った。相手選手の強烈なスパイクに、さしもの立大もたじろぐ。3連続得点を許し、傾いた天秤は一時リセット。ここから熾烈な主導権の奪い合いが起こる。互いに点を取り合いつつもリードし迎えた14-11の状況。#2増田(社4)の強打が中央学大コート手前に突き刺さる。さらに2点を重ね、17-11。スパイクを放つそのとき、#6大庭(ス3)が立ちふさがりシャットアウトし、再びこちらの得点が重なる。7点差となり、この4連続得点が立大の第1セット獲得を決定づけた。

スパイクを放つ大庭
このまま流れに乗っていきたい立大。だが第2セットでは狙った通りに展開が進まなかった。開始直後に4失点。相手が第1セットの雪辱を果たすかのような逆襲だった。思わず立大はタイムアウトを要求。ここでは基本的なミスをしないよう、メンタルの部分での修正を図った。タイムアウト明け、一つ一つ丁寧に点を重ねていく。中央学大を突き放したのは開始14分、14-14の状況から。田中が吉川のナイストスからのアタック。相手ブロック横を鮮やかに抜いた。そこから中央学大の抵抗を許さないまま、第2セットも獲得した。

トスをあげる吉川
このまま最終セットとしたい第3セット。序盤はやはり、接戦を演じる。中央学大の目を見張る強打をブロックすることが敵わず、随所で失点するところも見受けられた。しかし、セッターである吉川の配給が光り相手ブロックを追随させず、確実に決めきる場面を作り出した。笑顔でプレーし続ける立大、諸所で得点を重ね25-14でゲームを終える。

構える田中
お互い粘り強くラリーを続けたこの一戦。多彩な攻め手を持つ立大が最終的に圧倒的な勝利を成し遂げた。
部優勝を目標として掲げる女子バレーボール部。こういった試合を確実に落とさず、勝利を積み上げていきたい。次戦は現在リーグ3連敗中の国学院大戦。確実に勝利を重ねていけるか、期待が高まる。
(9月21日・尾原蓮)
◆コメント◆ #5田中(社3)
-今日の試合で良かったところ
自分自身の良かったところだと、終盤あたりで、一回で決めきることができたので、楽な展開を作ることができました。
-改善点
今日の相手だと、ブロック横とかが結構抜けたんですけど、今日の相手は三部から上がってきたばっかりで、その他のチームに比べるとまだまだレベルがちょっと低い方なので、レベルが高いところと当たった時に、もっとブロックの上を出したりとか、ブロックを利用するとか、抜くだけじゃなくて、利用する方をもうちょっと頑張りたいなと思います。
-2セット目の最初は劣勢だったが、どんな風に気持ちを持ち直したか
もともと勝たないといけない相手っていうので、自分からミス出してちょっと焦っちゃう部分があったんですけど、やっぱりいつも通りというか、もう着実に点数取って頑張ろうってやってたら、全然追いつける相手だったし、追いつける点差だったので、落ち着いた気持ちを保ってました。
-休憩では何を話したか
ブロックもちゃんと見ておこうとか、そういう戦術的な部分もそうだし、やっぱりもっと今のここがダメだから、もうちゃんとしっかり気持ち切り替えてやろうっていう、メンタル的な部分も結構みんながいっぱいいろいろなこと言ったと思います。
-前回の江戸川大では敗北を喫したが、そこからどのような練習を重ねたか
江戸川戦も勝ちたかった試合だったので、悔しかったです。でも、もう毎週毎週試合があるのは変わらないので、自分たちで、これからはもう一回も負けないようにするために、気持ちを切り替えて頑張ろうっていう風に思いました。
-次戦に向けて
自分たちの目標は2部優勝なので、これ以降、一生懸命負けないように全員が自覚を持って、練習から毎週試合頑張っていけたらいいなと思います
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