【ハンドボール部】春季リーグ初戦。格上相手に苦戦し黒星を喫する

♦2025年度 関東学生リーグ 1部♦

第1戦 4月19日 立大20―41中大 日大八幡山体育館

昨年度秋リーグでは1部の舞台で戦うも、勝利を挙げることができず悔しい結果に終わった。初勝利を飾るべく臨んだ春リーグ初戦は、強豪・中大と対峙する。新体制である青木世代の挑戦が幕を開けた。

得点を決め喜ぶ主将・青木(コ4)

立大の先制で幕を開けた前半戦。序盤は積極的なオフェンスで流れをつかみ、一時2点リードを奪う。点差を詰められてもすぐに取り返す粘り強さを見せた。しかし、前半13分から徐々に差をつけられタイムアウトを要求。立て直しを図りたい立大であったが、再開後も連続失点を重ね苦しい状況が続いた。残り7分、多古(営4)の好セーブを皮切りに、荒井(ス3)、石井(ス3)らがシュートを決める。中大を追いかけるも詰め切ることができず、8点差で前半を終える。

ゴールを狙う石井

迎えた後半、島仲(ス3)の先制がチームの士気を上げる。果敢にシュートを狙うも手強いディフェンスに阻まれ、なかなか得点につながらない。ルーズボールを拾うチャンスを得るも、うまくものにすることができず逆速攻を受ける。難しい展開の中で、パスのミスやシュートの成功率の低さが目立ち、大差をつけられ敗北する悔しい結果に終わった。

シュートを放つ冨永(ス3)

格上相手に黒星を喫した初戦。中大の高レベルなシュートなど技術差を見せつけられた。まだまだ始まったばかりの春季リーグ戦。青木世代の奮闘に期待したい。

(4月22日・髙田莉央)

♦コメント♦ 丸山選手

―今日の初戦を振り返って

華々しく勝利を飾りたいという思いで臨んだのですが、不甲斐ない結果に終わってしまって悔しい。

―2月の法立戦から調整したことはあるか

ディフェンス面で、背の大きい選手がいないなかで、いかに運動量をもってディフェンスに取り組むかというのをずっとやってきた。今回の試合では、法立の時よりは運動量をもって、シュート力のあるチームに対して接触しながら守ることはできた。いい形でオフェンスを追えないと逆速攻を受けたりもったいない失点が増えたりしてしまうのでそこがもったいないと思う。

―中央戦にむけて対策したこと

チームとしては、コーチである大城さんの去年の優勝校の中央大学との試合にピークを持ってくるというわけではなく、徐々にチーム力を上げていってこのリーグ戦を戦っていこうという意向のもと、僕たちもそういう気持ちで戦った。中央に対して何か特別な戦略を考えていたということはない。

―得点を取られる中でどんな気持ちで戦っていたか

個人としては、4年生という最上級生である中で、こういう大差がついて正直に言って勝敗がついてしまっているような状況でも、チームを鼓舞するプレーを後輩に見せたかったが、なかなかそういったプレーができず、それが自分の一番の反省点だった。

―注目の1年生選手はいるか

上野選手。まだ1年生だが大学でも通用するプレーを練習で見せてくれて自分たち先輩にも刺激を受けるようなプレーをしてくれる。自分たちもプレーの質を高めていきたい。

―国士大戦にむけて

何より今日の1番の反省点であるシュートの成功率やミスからの逆速攻をなくすことが1番の目標。プレーの質を高めることで結果がついてくればいいと思う。

―明日の試合に向けて意気込み

4年生最後の春リーグ、去年は1部で一勝もできなかったので、自分たちの代で去年を超えて1部リーグで1年間戦いたい。

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