
【ハンドボール部】新体制で臨んだ初試合
♦2025年度法政立教定期戦♦
2月23日 立大 30-38 法大 立大新座キャンパス
世代交代を経て、主将・青木(コ3)率いる新体制での初試合となった法立定期戦。4月から始まる春季リーグ戦を前に、これまでの練習を発揮するべく戦いに臨んだ。

攻撃を仕掛ける青木
前半は法大に先制点を許し、ペースを奪われる。徐々に広がっていく点差を追いかけるも法大の強靭なディフェンスにシュートを阻まれ、9点ビハインドで前半を終えた。

シュートを狙う高木(済2)
迎えた後半、多古(営3)の好セーブや7㍍スローをものにし、流れに乗り始める。素早いパス回しで相手コートに切り込んでいくものの、ルーズボールの取りこぼしやパスカットを受け、前半で広がった点差を埋めきることができない立大。試合終了の合図が鳴り響き、8点差で黒星を喫した。

ゴールを狙う石井(ス2)
大差で敗れたものの、下級生も多くコート入りしたフレッシュな試合だった本定期戦。4月から始まる春季リーグ戦では、新世代での共闘を見届けたい。

円陣を組む選手たち
(2月24日・髙田莉央)
♦試合後コメント 青木選手♦
―青木世代初の試合だったが今日の試合を振り返って
1番の目標にあるものがリーグ戦やインカレなので、まだ実践に向けた練習ではなく部分部分に注目して練習をしている。6対6だったりとか実戦形式の試合がない分、今回は初めての試合で難しい展開が多かったが、要所要所で自分たちがやってきたことをもっと出せたのではないかという反省が多かった試合だった。そこは今後の試合で調整していきたい。
―難しかった展開とは
上級生が下級生を引っ張るというところ。今日はチームを二つに分けて試合をしたが、その中でもっとリーダーシップを発揮したりチームでもっと練習でやってきたことをどう試合に出せるかというところが反省点だった。試合の中で練習でやってきたところを再現していくにはどうすればいいのかというのを上級生やチームの中心選手で話し合っていきたい。
―良かった点
初の試合でアップから含めて普段自分たちの練習がどれくらい通用するのかということが今回の試合で分かったこと。試合でしか経験できないことなので自分たちの課題がわかったことは良かった。
―法政の印象
若い選手を中心にこの段階で完成度が高いチームだった。1部リーグに上がってくることも全然あり得ると思う。とても勢いのあるチームだからこそライバルだし法政に勝ちたいという気持ちが今日の試合でさらに増した。
―青木世代の強み
去年の先輩たちは能力が高く周りから見てうまいと思う選手がたくさんいたが、自分たちはそういう選手が少ない分、チームとしての強さを出せるように日々頑張っているのでそこが強みかなと思う。
―代替わり後の雰囲気
去年よりももっと一つひとつの練習を自分事にして全員が試合に出るくらいのつもりで練習をしている。自分がやらなくちゃという気持ちが行動や言動に表れているのではないかと思う。
―代替わり後は練習など変えたか
やってきた根本的なものは違うが、大城ヘッドコーチや中川監督、4年生をはじめ、今の自分たちのチームに合った戦術や、今年チャレンジしたいなということがある。大きく変化するのはディフェンスのシステム。攻撃パターンというよりは自分たちがディフェンスでどれだけ守れるかというところにあるのでそこが大きく変わると思う。
―大事にしていきたいこと
今年のスローガンが「共闘」になるので、みんなで同じ気持ちを背負って戦っていきたい。学年、選手マネージャー関係なく、みんなが同じ気持ちを背負っていきたい。
―春リーグでの目標
今年は1部リーグに1年通して居続けること。頑張って入れ替え戦を回避して3勝できればなと思う。