【女子バドミントン部】春季リーグ最終戦!全員でつかんだ勝ち星

◆2024年度 関東大学バドミントン春季リーグ戦◆

5月3日 日本体育大学健志台キャンパス体育館

春リーグも閉幕が近づき、迎えた最終戦では作新学院大と対戦した。今季まだ1敗のみの立大。2部リーグ優勝、入れ替え戦への切符をかけて試合に臨んだ。

身構える長谷川(社4)

第1回戦のシングルスにはエース・長谷川が出場。対する相手は元実業団の選手で、過去に大差で2連敗を喫している。ここでリベンジを果たしたい長谷川。相手の長身を生かした力強いプレーに必死で食らいつき、第1セットでは健闘を見せるも、あと一歩が届かない。第2セットでは勢いに圧倒され、ストレート負けを喫する。

続く第2回戦のシングルスに登場したのは福田(文3)。パワーのある福田は力強いスマッシュが持ち味の選手。今季は加えてコートをめいっぱい使った自由自在なプレーが光る。相手の足を常に動かし、コートの隙をついたショットを放ち、得点を量産。2セットを連取し、白星を飾った。

ガッツポーズをする鶴田(ス2=写真左)、原田(文4)

第3回戦のダブルスには原田・鶴田ペアが出場。序盤からシーソーゲームの展開となった。連携の取れたプレーで相手を迎え撃つも、ミスを連発し、第1セットを僅差で落とす。続く第2セットでは、先制点を決めたものの、すぐさま相手の反撃にあい、10連続失点を許す。終始相手のペースで試合は進み、11ー21で第2セットも落とした。

第4回戦のダブルスでは佐藤(済4)・森川(済4)ペアか出場した。王手をかけられ、もう後がない立大。試合は接戦となり、第3セットまでもつれ込む。一進一退の攻防が続き、一つのミスも許されない展開になるも、粘り強さをみせ勝利。勝負は最終ゲームに託された。

勝敗の鍵を握るのは第5回戦のシングルスに出場する鈴木(ス1)。この春季リーグで関東全学生のうち、唯一無敗の記録を保有している期待の新星である。強弱を使い分けた見事なスマッシュで相手を翻弄し、あっという間に第1セットを奪取。第2セットでは点を取りつ取られつの展開となるも、視野広く、コート全面を使ったプレーで接戦を制した。

最終日は3ー2で作新学大との接戦をものにする。立大女子バドミントン部は春季リーグ戦2部2位の成績で終えた。

集合写真に笑顔で応える選手たち

あともう少しのところで1位に届かなかったものの、これまでの3位という結果から成長できた今季。新主将・原田は「みんなが頑張ってくれて、持ちつ持たれつで勝利に繋がった」と語る。1部への切符は秋へと持ち越しになるも、これからの立大を予感させるようなリーグになった。

(5月7日・花井遥)

◆コメント◆ 主将・原田選手

ー今日の試合を振り返って

私個人としては相手が強いのはわかっていた。自分たちの全力を出しきれたかなと思っている。結果としては負けてしまったけれども、他のみんなが頑張ってくれて持ちつ持たれつで勝利に繋がりいい結果になった。

ー良かった点

相手がすごい大きかったが、そのなかでも粘り強く頑張って拾い続けられたところ。

ー反省点

自分たちのペースに巻き込めなかったところ。相手のペースに飲まれた部分があったところ。

ー自身の強み

すごい特化している部分はないが、競った場面での気持ちの強さには自信がある。そこで勝ち切るというのが自分の強み。

ー春季リーグで掲げていた目標と結果を踏まえての感想

目標としては2部優勝を掲げていたので、結果2位というのはすごく悔しい結果ではあるが、万年3位の立教みたいなところがあったので、そこの順位を一つあげられたところはよかったと思う。

ー今年の部の印象

うちに秘めた情熱というのがある

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