
【陸上競技部】チーム一丸でつかんだ箱根路!1秒を削り出し、本選出場決定
♦102回箱根駅伝予選会♦
10月18日 陸上自衛隊立川駐屯地〜立川市街地〜国営昭和記念公園


激闘を制し、夢の舞台へ。登録された12人の選手達は4年連続の箱根駅伝出場を目指し、21.0975㌔を駆け抜けた。4年生エース・馬場(コ4)が不在の中でも、チームは一致団結。5㌔、10㌔地点では先頭で通過する強さをみせる。1人1人の執念の走りが実を結び、総合10位で箱根への切符をつかみ取った。

懸命に前を追う原田
立教大学のチームトップ通過は原田。15㌔地点では日本人先頭集団にくらい付き、最後まで力強い走りを貫いた。昨年の個人80位から飛躍をみせ、チームトップの個人20位を樹立。本選出場を大きく前進させる走りとなった。

チーム2位となった國安
國安は序盤から日本人トップ争いに加わり、積極的にレースを展開。チーム2番手となる、個人33位で存在感を示す。主将としてチームを勢いづける走りとなった。

個人44位と安定した走りをみせた小倉
小倉、吉屋も44位、55位と個人順位2桁台で続く。ラストイヤーの予選会で、4年生としての意地をみせた。

レース後、応援団の激励に肩を組む選手たち
江戸紫のタスキが2026年、再び箱根路を駆ける。昨年の箱根では総合13位と、目標であるシード権獲得にあと一歩及ばなかった。雪辱を果たすべく、鍛錬を積んできたこの1年。駅伝チームの逆襲劇から今後も目が離せない。
(10月20日・中村祈珠)
♦コメント♦チーム1位となった原田選手
-今日の率直な感想
まずは一安心というか、良かったという気持ちがあります。ただ、チームとしては本選でのシード権獲得や、もっと上を目指していきたいです。ここからまた切り替えて、練習だったり、全日本大学駅伝も近いのでそういったところにつなげていけたらと思います。
-今日のコンディション
夏合宿からしっかり自信をつけて練習できて、かなり調子も良かったです。攻めるレースができたらいいなと思っていたので、しっかり予定通り、それ以上のレースができてよかったです。
-走る前に監督に言われてきたこと
僕個人には4年生が主力のチームなので、「4年生に頼ってばっかじゃダメだよ」と言われました。また、「しっかり3年生で予選会などをきっかけに勝負していき、来年やそれ以降に繋げていかないといけないよ」とも言われたので、そこは今日、目標を達成できました。チームトップを狙っていたので良かったと思いますし、僕と同じように練習できている人も沢山いるので、そこはみんな自信持ってほしいです。ライバル意識もしっかり持ってもらえたかなと思うので、これからもっとチームが強くなっていくと思います。
-予選会前でのインタビュー時に、自身の走りの強みは安定感と言っていたが、今回は安定した走りはできたか
できましたし、逆に爆発力を課題として持っていたので、そこに対してきっかけをつかむことができたレースだったと思います。
-全日本の具体的な目標
チームとしてはシード権を目標としていると思うので、どこの区間を任されてもしっかりそこに繋げれる走りができたらいいなと思います。
♦コメント♦主将としてチームを引っ張った國安選手
-今日の率直な感想
10㌔通過1位の掲示を走りながら見て、例年10㌔は1位で通過しているので、いつも通りできているなと思いました。ただ、ゴールしてみて後半順位が落ちてたことを知って、本当にハラハラして待っていました。
-今日の良かった所
自分はチームのトップで、順位やタイムを稼ぐ役割だったので前半はしっかり日本人先頭集団についていくなど、そういうレース展開をできたのは良かったです。
-予選会前のインタビューで、ラストスパートを課題点に上げていたがその点に関してはどうか
ラスト1㌔で前にいる人を抜いてゴールすることができたので、ラストスパートは今回しっかりできたと思います。
-監督に言われていたレースプランなどはあるか
先頭集団でレースを進めるという所と、最低限でも63分1桁という所を目安で提示されていたので、そこは最低限抑えられたと思います。
-今回の結果も踏まえて全日本の目標は
全日本はシード権獲得を掲げてやっているので、そこの目標はぶらさずにいきたいです。今回箱根駅伝予選会を走って、それなりにダメージがあるので疲労をしっかり抜いて上手く調整したいです。


