【ハンドボール部】開幕2戦目は中大に敗戦も、攻撃に好転の兆し

◆2025年度 関東学生リーグ 1部◆

8月31日  明治大学和泉キャンパス

開幕戦では勝利をおさめることができなかった立大。2戦目は春季リーグ準優勝の中大と戦う。序盤から流れに乗れず相手に引き離される展開となり、苦しい展開のまま敗戦を喫した。

果敢にゴールを狙う飛澤(コ2)

試合の立ち上がりは石井(ス3)のゴールやディフェンス陣の好守備で中大に食らいつく。しかし試合開始5分からペースを握られ、青木(コ4)の股を抜く巧みなシュートで反撃するも前半10分で7点ビハインドと苦しい展開となった。どうにか点差を縮めたい立大は、石井の強烈なシュートを皮切りに飛澤、高木(済3)、飛澤が4連続得点を決め、巻き返しを図る。流れをつかんだかと思われたが直後に5連続失点。中大の意地を見せつけられた。その後も飛澤がネットを揺らすも勢いに乗った中大を止めきれず、12点差を背負って試合を折り返した。

シュートモーションに入る小野(コ4)

後半は宜寿次(ス3)のゴールで幸先よくスタートを切る。勢いに乗りたい立大であったが、2分間退場のペナルティによる攻守切替の隙を突かれ、即座に連続失点。結果、後半開始10分間で立大は2得点に留まり、中大にさらに引き離される形となった。残り時間が少ない立大は流踊(営2)のファインセーブや丸山(営4)のゴールによって反撃ののろしをあげ、一進一退の攻防を繰り広げる。しかし差を詰めきれず21ー40で中大に力の差を見せつけられた。

キーパーと対峙する上野(ス1)

開幕2連敗となってしまった立大。次の試合では明大と対戦する。本戦では随所に光るプレーも見られただけに、次戦では序盤から試合の主導権を握り、躍動する姿に期待したい。

(8月31日・小野里大輔)

◆コメント◆ #15丸山選手

─今日の試合を振り返って

昨日の反省を活かして今回積極的にプレイをするということだったんですけど、最初からちょっと流れが悪く、その最初の勢いのまま試合全体で通じてもう呑まれてしまったっていうのが正直な感想です。

─中央大学の印象

高校時代からずっとうまい選手が中央大学に入っていて、その中でうまさが特にあって、自分たちがうまく守ろうとしても繋いでくるハンドボールをやられてしまっていたので、そこがやっぱり強いなと思いました。

─今日のチームの雰囲気

試合前の雰囲気は割と良くて、前回に比べてすごい声を出してできたんですけど、試合中にどれだけ声を出せるかが課題だと思っていて、ベンチだったり応援席の方々だったりベンチ外のメンバーだったりマネージャーはすごく声を出しているので、プレーをしている選手であったり、ベンチの選手がもっと声を出してプレーしたいと思います。

─次の試合に向けての意気込み

次の相手の明治大学とはここ1ヶ月で2回くらい試合をしていて、お互いの自分たちの課題であったり強みであったりを理解した上での試合なので、しっかりと分析をした上で、今回の課題である勢いに呑まれないことや、試合中の声であったりとかを協力して勝ちにいきたいと思います。

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