【女子バドミントン部】インカレ出場権は秋まで持ち越し

◆平成31年度関東学生バドミントン選手権◆

6月23日 対青学大 千葉大学 西千葉キャンパス

関東学生バドミントン選手権女子ダブルスの準々決勝。登場したのは有川(文3)・枡谷(済2)ペア。2人はここまで、「不安はあった」と言いながらも順調に勝ち進んできた。今日勝てばインカレ出場が決まる大一番。対戦相手は、4年生ペアの青学大。勝ってインカレ出場を決めたいところであったが、相手の攻めるプレーに守り切ることができなかった。

第1ゲームは序盤から、シーソーゲームを強いられた。「取られたら1本返せばいいというスタンスでいつも試合に入っている」と枡谷。その言葉通り、取られたら取り返す展開に。しかし、終盤になってミスが重なり15-14から5連続失点を許してしまう。相手がマッチポイントを迎えた次の得点は長いラリーの末何とかもぎ取ることができたが、その次に得点を奪われ17-21で第1ゲームを落とした。枡谷は、「自分たちが取られるときは相手に決められるし、自分たちが取るときは相手のミスだしという感じだった」と相手の勢いにのまれた悔しさを滲ませた。
続いて第2ゲーム。最初の1点は相手に取られるもその後3連続得点を奪う。そして5-6の1点ビハインドで迎えた次の得点は、36回にも及ぶ長いラリーの末立大がものにした。このまま勢いに乗りたいところだったが、相手の強烈なスマッシュに翻弄され、ネットなどの不運も重なり8-7から連続失点。相手のミスで連続失点は7で止めたが、相手の流れを止めることはできず12-21で完敗。立大はこの試合1ゲームも奪うことができず、準々決勝で姿を消した。

相手の青学大とはリーグで2回当たっており両方とも勝利している。しかし、それはあくまでリーグ戦。「リーグ戦は応援の力があって勝っている部分もあった。個人戦であったときに実力の足りなさを感じて課題が見つかった」と有川。ペアを組んで約1年。「絆は強くなってきている」とお互い確信している。2人の新しい形を作りながら戦うスタイルを確立し、秋へと望みをつなぐ。
(6月29日 村上結香)

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