
【ラグビー部】2025年関東大学対抗戦 慶大戦直前インタビュー
9月28日に行われた早大戦では悔しい黒星を喫した。
菅平合宿で鍛え上げてきた立大スタンダードで強敵相手に挑んだものの、一歩及ばず。今季の対抗戦はいまだ白星なし。それでも選手たちは決して下を向かない。チームスローガン「変わる、変える」を胸に刻み、日々の練習では勝利への執念を燃やし続けている。
迎える次戦・慶大戦(10月11日)は、流れを変える大一番。ここで勝てるかどうかが、創部史上初・大学選手権出場への道を大きく左右する重要な試合だ。
今回は、立大フォワード陣を支える中山英琥(法2)と古田学央(ス1)の“東福岡コンビ”に慶大戦への意気込みを聞いた。

東福岡出身コンビの中山(写真右)と古田
― 菅平合宿を通じてチームとして成長した部分は
(古田)
菅平合宿を通じて、すごく勝ちに貪欲になったというか、勝ちに対しての気持ちというか、そういうところが強くなったのかなと思います。勝ちに向かう姿勢がチーム全体で明確になってきたなと感じています。
― 去年と今年のチームの雰囲気の違いは
(中山)
やっぱり大学選手権に出たいという気持ちは去年もあったんですけど、いろいろ首脳陣が変わったりして、今年のスローガンが「変わる、変える」になったことで、練習時間の管理だったり、練習メニューだったり、いろんなことが変わったというか。大学選手権出場に向けて取り組みをより意識してやってきましたね。
― 早稲田戦を振り返って
(中山)
やっぱり早稲田に勝つために2週間準備して臨んだんですけど、早稲田の強いコンタクトだったり、特に違ったのは素早いブレイクダウンでしたかね。細かいところというか、小さなところまでしっかり意識してプレーをしていて、自分たちはその意識が足りなかったと思います。あとは下のボールをセービングして取ったりする反応のスピードとか、そういう部分でやはり差を感じました。
(古田)
そうですね。早稲田戦を振り返って、やっぱり英琥さんが言ってたようにブレイクダウンの精度であったり、細かい精度っていうのは早稲田さんが上回っていたのかなと思います。そういった部分が点数に繋がったのかなと感じています。自分たちもその意識をもっと高めていきたいです。
― ナイターの難しさは
(中山)
そうですね、普段はいつも明るい時間に練習していたので、夜になると雰囲気は違いました。なんですけど、どちらかというと楽しみな気持ちでプレーしていましたね。

試合前校歌を歌う古田(写真中央)
― 2試合を通じて通用した部分は
(中山)
自分としては早稲田戦ではあまりボールを持てなかったんですけど、帝京戦ではたくさんボールを持ってキャリーした部分で、少し前に出てコンタクトできたのかなと思います。
チーム全体としては、やっぱり低いスクラムが通用して、早稲田戦では何本かいいスクラムを組めたのかなと感じました。
(古田)
自分は相手にコンタクト負けしなくなったかなと思います。あとはハードワークする部分が課題で、いかに80分間同じスピードで走って、いいタックルにいけるかだと思うので、それが次の試合でもできるように頑張りたいです。
― 早稲田戦で感じた課題は
(中山)
やっぱりブレイクダウンの部分ですかね。ラック周りでの低いプレーだったりとか、そこは早稲田戦を終えて自分たちの課題として上がってきました。慶應戦ではボールの争奪戦の部分で、いかに自分たちが先にコンタクトできるかというのが鍵になってくると思います。
(古田)
そうですね。本当に英琥さんが言ったブレイクダウンであったり、細かい部分もそうなんですけど、自分はこの2試合を通してラインアウトで個人的なミスをしてしまいました。
慶應戦ではセットプレーが大事になってくると思うので、個人的にはラインアウトでのミスを減らしていきたいなと思います。

早稲田戦でMIPを獲得した中山”
― 慶應のイメージは
(中山)
そうですね、試合を見ているとディフェンスがとても硬いなという印象です。失点もあまり多くなくて、ディフェンスがとても強いチームだと思います。なのでパスを使ってうまく相手をずらして少しでも前に出て、たくさん点が取れればいいなと思います。
(古田)
そうですね。本当にディフェンスが硬いチームだと思うので、敵陣に入れた時にどれだけスコアできるかが鍵になってくると思います。あとはスコアの決定率であったり、細かいミスをしないこと、そして個人のスキルの部分をこの1週間しっかり磨かないといけないと思います。
― 自分の見てほしいプレーは
(中山)
自分は思い切ったキャリーを見てほしいです。
(古田)
自分は思い切ったタックルを見てほしいです。
― お互いのプレーの魅力は
(中山)
そうですね。やっぱり大事なところでいいタックルをしてくれたり、ダブルタックルを決めてくれる印象があります。本当に大事な場面で体を張ってくれている選手だなと思います。
(古田)
英琥さんは高校の時からそうなんですけど、安定したプレーとスキルという部分ではフォワードの中でもとても優れている方だと思います。フィジカル面でも、帝京戦や早稲田戦で前に出る場面が多く、それは本当にすごいなと思います。

立大を支えるフォワード陣
― 次の慶應戦で期待している選手は
(中山)
そうですね、バックスは村上有志君(営2)です。高校も一緒で、3年間高校生活をともに頑張ってきて、今年で5年目になります。一緒に試合に出られるのが嬉しいので、有志君のスピードとトライにめちゃくちゃ期待したいです。フォワードは、やっぱり白石さん(営4)に頑張ってほしいと思います。白石さんは言葉でもプレーでもキャプテンらしく背中で引っ張ってくれる存在なので、慶應戦でもきつい場面があると思いますが、そういうところで引っ張ってほしいです。
(古田)
僕もバックスだったら高校から一緒の村上有志君です。フォワードだったら石川洋志郎(理4)さん。本当にこの2試合を通して、サイズは他の選手と比べて小さいんですけど、思い切ったプレーやタックル、キャリーの回数がとても多い印象です。体をぶつける姿勢を本当に尊敬しているので、ぜひ注目してほしいです。
― 慶應戦に向けて一言
(中山)
自分たちの目標は大学選手権出場という高い目標なので、それを達成するためにはまず慶應戦に勝たないといけません。あと1週間準備する期間があるので、しっかり自分たちの課題に向き合って改善しつつ、自分たちの強みも伸ばしていきたいです。思い切ったプレーで勝利をつかめるように頑張りたいと思います。
(取材・相場樹、今泉里彩/編集・相場樹)


