【バドミントン部】秋季リーグ入れ替え戦、不調を跳ね返す快勝で2部残留!

◆2025年度 関東大学バドミントン秋季リーグ 入れ替え戦◆

9月28日 対順大 東京女子体育大学第1体育館

関東大学バドミントン秋季リーグ戦を最下位で終え、3部との入れ替え戦に臨んだ立大。第1シングルスで敗れたものの、第2シングルス以降は本来のリズムを取り戻して連勝を重ねる。3部Aを制した順大を相手に大勝し、見事2部残留を決めた。

トップバッターをつとめたのは、大澤(文4)。第1セット序盤から相手に翻弄されつつも、素早い返球で得点を重ねる。しかし、相手の優勢を覆すことはできずこのセットを落とした。第2セットは序盤に7点のリードを許したものの、中盤の多彩な攻撃で同点に追いつく。しかし終盤に相手に逃げ切られ、18-21で惜敗した。

第2試合のシングルスを任されたのは上曽(ス2)。序盤から緩急のあるプレーで相手を揺さぶり第1セットを先取するも、続くセットは相手との点差が縮まらず同点に追いつかれる。最終第3セットでは中盤までミラーゲームが続いたが、終盤にかけて6連続得点で突き放し、接戦をものにして勝利した。

シャトルを捉える上曽

第3試合のダブルスは廣瀬(営3)・清水(現2)ペアが出場。序盤は相次いで失点して焦りが見えたが、徐々に流れに乗って逆転で第1セットを奪った。第2セットも勢いは衰えず、序盤は互角の展開が続いたものの中盤に廣瀬のスマッシュが立て続けに決まる。ストレート勝ちで2部残留に王手をかけた。

構えをとる廣瀬・清水ペア

2部残留がかかった第4試合に挑んだのは吉岡(営4)・大澤ペア。序盤から息の合った連携で得点を重ねたものの、相手の連続得点で終盤は接戦にもつれ込む。セットポイントを取った立大は、緊張した雰囲気のなかロングラリーを制し第1セットを21-19で奪取した。第2セットも一進一退の攻防が続いたが、終盤にかけて意地の突き放しを見せ、最後は吉岡の力強いスマッシュで2部残留を決めた。

第1セットを制し、喜ぶ吉岡・大澤ペア

「食らいついてあと一歩というところで、やっぱり負けてしまうのが課題」。大澤はチームについてこう振り返る。本戦で黒星が続いた今シーズン。部員の力強い応援と明るさが見事残留を果たす鍵となったのだろう。来春に向けてどれだけ勝ち切れるチームに成長するか、バドミントン部の活躍から目が離せない。

(10月3日・耳浦千春)

◆コメント◆ 吉岡選手・大澤選手

―今日の試合を振り返って

吉岡)引いたら負けの戦いだったので、少しミスがあっても引くことなく、次切り替えて自分たちがねじ伏せるように攻撃する形を保つことは常に心掛けてプレーができたので、終盤少し追いつかれた部分があってもすぐにまた逆転し返して、自分たちが突き放すことができたので、そこが相手との差で勝てた理由だと思っています。

大澤)シングルスで少しチームに迷惑をかけてしまっているところもあったので、ダブルスは本当に強い気持ちで臨んだのが一つで、やっぱり応援の力もありましたし、チームの勢い的にも、4年生の意地もありますけど、本当に2つとも上手く乗って最後までいけたのかな、と思います。

―インターバルではどのような話をしたか

大澤)相手も引く展開でやっているが、引かない、引かないで自分たちから行こう、自分たちから攻めていこうという話はしました。

―部員の応援をどのように感じたか

大澤)すごく楽しそうに盛り上げてくれるので、自分たちも声出して、波に乗るじゃないですけど、そういう意味では本当に力強い応援だなと思っています。

吉岡)自分がミスをしてしまい、くじけそうなときも、「大丈夫大丈夫」という前向きな言葉をかけてくれて、そのおかげで前を向くことができたので、ありがたかったです。

―秋季リーグ戦を振り返って

大澤)自分が4年間やってきたものを、全部出せたかというと、そういうことではなくて、毎回毎回状況が違う中で、チームもなかなか勝てないで、という苦しい試合もあったが、どれも簡単に負けるのではなく、食らいついてあと一歩というところでやっぱり負けているという試合なので、そこの地力の差をこの冬にかけてどうやって下級生たちが抜いていくかというのが課題だと思うので、もう自分たちはバトンタッチするが、ここから下級生たちに頑張ってもらって、来春良い結果を残してもらえるように期待しています。

吉岡)僕は体調を崩してしまって前半戦は参加できなくて、後半戦からになったのですけど、その2試合とも負けてしまったのがチームに貢献できなかったので、あまり4年間の全てを出せたかというとそうではないのですけど、でもこうやって今の試合とかで、残留することができたので、次の代、ぜひ頑張ってもらって3位以内に入って、上位に食い込んでいけるようなチームになってほしいです。

―立大での4年間を振り返って

吉岡)僕はインカレに出ることができなかったので、今日の試合でバトミントン人生が終わってしまうのですけど、このチームは全員明るくて個性的で、元気があるチームで、それをけん引できてきたのは、そういうチームを作れたということは、自分として誇りに思うので、今後もそういうチームとして、盛り上げて楽しくやってもらえたらなと思います。

大澤)自分はインカレあるのでチームにはお世話になるので、本当に吉岡が言った通り、明るいいいチームだと思うので、やっぱり結局やるからには勝ちたいと思っていると思うので、明るくて元気が良くて、そして強いチームを目指してもらいたいです。

関連記事一覧