
【女子ラクロス部】悪天候の中、行われた中立戦!勝利を手にするのは…
◆中立戦◆
5月31日 対中大 アミノバイタルフィールド
今年度2回目の開催となった中立定期戦。悪天候を感じさせない熱い戦いが繰り広げられた。

相手と対峙する石井(社4)
前半は多彩な攻撃と強固な守備で主導権を握った立大。しかし後半、ミスから相手に連続得点を許し、同点に追いつかれた。さらに逆転を許すも生駒(観3)が足を生かしてゴール前まで駆け上がり、得点を獲得。試合はドローで終了した。

喜びを表す選手たち
試合開始直後は中大のボールとなり攻め込まれるも生駒が鋭いカウンターを仕掛け、ゴール前でファウルを誘う。PC(ペナルティコーナー)を獲得し、そのまま先制点を奪った。しかし直後、中大の素早い攻撃に対応できず、同点に追いつかれる。主導権を奪い返したい立大は、パスで攻撃のリズムを作った。東口(社3)から大武(コ2)へのロングパスがチャンスを生み、そのまま大武が得点。続く石井も3点目を奪い、第1Qを3-1で終えた。
迎えた第2Q、試合を優位に進めたい立大は生駒のロングパスからゴール前に攻め込む。ボールを回しながら得点の機会をうかがい、中大ディフェンスの隙を突いて鈴村(文3)がゴールを決めた。さらに石橋(ス2)も得点を挙げ、試合は立大のペースに。しかし、残り5分で立大のファウルから中大に攻め込まれ失点する。その後もフリーシュートは防いだものの、巧みなパス回しから再び連続得点を許してしまった。

ボールを運ぶ東口
点差を広げたい第3Qでは、素早いパス回しから大武が得点を決め、再び3点差に。しかし、立大のミスを突かれ中大が連続得点。攻撃の糸口を見つけたい立大だったが、中大の堅い守備に阻まれ追加点を奪えず、6-5で第3Qを終えた。
悪い流れを断ち切りたい立大だったが、序盤に攻め込むことができず、カウンター仕掛けられ同点に追いつかれてしまう。さらに中大に勝ち越し点を奪われ、苦しい展開に。しかし、生駒がゴールラインまで一気に駆け上がり、値千金の同点ゴールを決めた。その後は互いに譲らず、試合は動かないまま7-7のドローで中立戦を終えた。

喜びを表す選手たち
先制をしたものの終盤に追いつかれ、無念のドローとなったが、計7得点と高い得点力を見せた。次なる戦いは待ちに待ったリーグ戦。学生日本一を目指し、「ずっと強い立教を掲げる」。ULTIMATESの活躍にこれからも期待がかかる。
(6月2日・林梨紗子)