
【ハンドボール部】迎えた今季リーグ最終戦。白星で入替戦へとつなげられるか
♦2025年度 関東学生春季リーグ 1部♦
第9戦 5月25日 立大 28-37 東海大 国士舘大学多摩キャンパス
今季は一度も勝利を飾ることが出来ない苦しい状況が続いている立大。リーグ最終戦の相手は東海大だ。来週行われる入替戦に向け、有終の美を飾るべく試合に臨んだ。
開始直後から相手の猛攻に対応できず連続失点。13点の大差をつけられ迎えた後半では、得意の速攻で逆転を狙う。怒涛の追い上げをみせるも、白星をつかみとることは出来なかった。

パスのタイミングを見計らう島仲(ス3)
ディフェンスサイドで始まった今試合では、開始34秒で先制点を許す。島仲と石井(ス3)を中心に攻めるも、思うように攻めることが出来ない。3連続で失点し、立大はタイムアウトを取った。ディフェンス面では高さを、オフェンス面では焦らないことの重要さをチーム全体で再確認。しかし、再開後も連続失点を許してしまう。7点の差がついた前半9分、冨永(ス3)が待望の今試合初得点を決めた。流れに乗り得点を重ねたい立大であったが、強固なディフェンスに阻まれる。13点の大差をつけられ試合を折り返すこととなった。

ゴールを狙う荒井(ス3)
逆転を目指し挑んだ後半、開始1分で石井が得点。その後は荒井、林(ス1)の速攻で順調に得点を重ねる。阿部(文4)のセーブも光り、一時は6点差まで追い上げる展開に。しかし、終盤では再び相手の猛攻に苦しめられ9点差で試合を終えた。
惜しくも全敗という結果となった今季リーグ戦。試合後、大西(ス2)は「一勝も出来なかったが、得られるものはあったと思う」。と語った。来週行われる入替戦では勝利し、1部残留をつかみとる姿に期待したい。
(5月29日・別所ゆかり)
♦コメント♦大西選手、荒井選手
ー今日の試合を振り返って
大西選手
前半の入りが悪く勝負が決まってしまったところはありましたが、後半は立て直せたので良かったと思います。
荒井選手
後半は良い流れで終えることが出来たことで、来週の入替戦に向けて良い終わり方が出来たと思います。
ーコンディション
大西選手
怪我が多いのですが、自分が出来る準備はして試合に臨めたかなと思います。
荒井選手
朝飯を食べたのでばっちり最高でした。
ー最初の3連続失点の後のタイムアウトで話し合ったこと
荒井選手
ディフェンスの部分で全部抜かれてしまうところがあったので高さのあるディフェンスを意識するという話と、オフェンスは攻め焦らずに流れを作って攻めるという話をしました。
ー良かった点
大西選手
声を出せたことと前半で流れが悪かった時に止めることが出来たことです。
荒井選手
ディフェンス専門として出ていますが、入ってすぐにナイスプレーを何個か連発できて、流れを少しもっていくことが出来たと思います。後半もディフェンスとして出たのですが速攻までつなげることが出来たのが良かったと思います。
ー反省点
大西選手
前半の半分ぐらいのところで出て、自分が出る時は流れを変えないといけなかったのですが、変えることが出来なかったことです。
荒井選手
速攻までいった時に、ディフェンスとの距離が近くてボールをロスしてしまったというミスがいくつかあったので、そこは気をつけたいと思います。
ー今季全体を振り返って
大西選手
一勝も出来ませんでしたが、得られるものはあったと思うので入替戦に向けてあと1週間準備していきたいと思います。
荒井選手
この1ヶ月間を通して、結果としてみれば全部負けという形になってしまいましたが、初戦と比べると段々チーム状況も良くなっていたので、入替戦は守るという考えにならずに取りに行くという考えで戦っていきたいと思います。