【アイスホッケー部】好調な流れに乗り、チーム一丸で勝利をつかみ取る!

♦2025年秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会♦

5月18日 対日大 ダイドードリンコアイスアリーナ

大差をつけられ敗北した中大戦から1週間。昨シーズンでは対戦した経験のない日大を相手にチーム一丸となって挑み、白熱した試合を繰り広げた。

パックを運ぶ岩野(法3)

第1ピリオド開始1分半、立石(営3)と岩野がこぼれたパックを敵ゴール前まで運び込む。パスを受けた齊藤聖(済3)がシュートを決め先制点を獲得した。好調なスタートを切り、チームの士気が高まる。中盤、相手のペナルティで日大選手が3人連続で退場。数的有利のチャンスを活かし、磯崎優(法2)がゴールを決める。その後は攻撃を受けるもパックを取り返し、ゴール付近にいた齊藤悠(済2)がパスを受け得点につなげた。

シュートする齊藤悠

3点をリードした状態で迎えた第2ピリオド。立石、浅野(営3)らが敵陣に攻め込むも相手にパスを阻まれ、なかなかパックを保持できない。ディフェンスを徹底し、GK・糸金(ス2)の好守備がチームを救う。しかし、ゴール裏から回り込み隙をつかれてしまい得点を許した。リードを縮めようと日大が猛攻を仕掛けるも、堅いディフェンスで守り抜き3-1で第2ピリオドを終える。

ゴールを守る糸金

勝敗がかかった第3ピリオド。池田(ス3)、磯崎優が立て続けにペナルティで退場する。数的不利な状況で日大の猛攻を受けるも糸金の堅い守りで切り抜ける。ペナルティ終了後、パックを持つ相手を必死に追いかけ一気に攻撃。敵陣に圃田(営4)が攻め込み、シュートを狙う。相手キーパーに防がれるも隙をついて山田(ス1)がネットに押し込み得点につなげた。山田にとって入学後初となるゴールに選手らは歓喜し、チームの一体感が高まる。試合時間残り10分、両チームともに気合いが入り一進一退を繰り返す拮抗した展開に。果敢に攻め続けるも齊藤悠がペナルティで退場し、チームに抜け穴ができたところで日大がパスを遮り、一気にゴールを包囲される。平子(ス2)や糸金が好守備を見せるも相手の勢いは止まらず、連続で得点を許した。1点差に追い込まれ、何とか逃げ切りたい立大。相手選手がペナルティで退場し、小野寺(ス1)のパスを受け浅野が連続でシュートを放つ。しかし相手の堅いディフェンスによって阻まれてしまい、チャンスを活かしきれない。残り1分、日大のタイムアウトで立大もチームで声を掛け合う。試合再開から相手がキーパーに代わってオフェンス選手を出場させ、一気にゴールまで攻め込まれる。ピンチに陥るも残り19秒で平子がパックを奪い返し、キーパーのいない敵ゴールへ正確なシュート決めた。

初ゴールに笑顔を見せる山田(=写真中央)と喜ぶ選手たち

2点差で幕を閉じた日大戦。試合終了のブザーと同時に選手らは笑顔を見せ、お互いを称えあう姿を見せた。次戦は法大との5位決定戦を控える。氷上の戦士たちが見せる白熱した試合に今後も目が離せない。

(5月22日・春名愛)

◆選手インタビュー♦#11平子選手

ー今日の試合を振り返って

今日は最初ぽんぽん点数が入った一方で守りが甘いところがあった。点数が入って結果勝てたのでよかった。

 

ーチームの雰囲気

今日は試合に出ていない選手もベンチで声を出してくれて良い雰囲気でできた。

 

ー日大の印象

体に来るチームで、結構ハードに来るなという印象だった。

 

ー最後シュート決めた時の気持ち

気持ちーって感じです。

 

ー次戦に向けて

立教アイスホッケー部で歴史的な順位になると思うので最後勝って終わりたいです。

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