
【ハンドボール部】第7戦は早大と対戦。一時は8点ものリードを奪うも、逆転負けを喫する
♦2025年度春季リーグ戦♦
試合序盤から連続得点を挙げ、最大8点のリードを奪った。しかし後半、立大のミスから徐々に流れが早大に傾く。勢いに呑まれて逆転を許し、惜敗を喫した。
5月17日 対早大 国士舘大学多摩キャンパス
試合開始1分、#2重田(ス2)が先制点を挙げるとキーパー#16阿部(文4)が好セーブに成功し、盛り上がりを見せる。さらに#24青木(コ3)が連続得点を奪い、流れに乗る立大。一時は同点に追いつかれるも勢いは止まらない。#20石井(ス3)が連続で得点し、7-3で相手はたまらずタイムアウトを要求した。試合再開後はセットプレーで着実に点を決められ、早大が流れをつかみかける。立大はタイムアウトを要求し、立て直しを図った。その後は#26阿部の好セーブが光り、ディフェンスから立て直しに成功。早大はキーパーを下げ、オフェンスに重点を置く作戦に切り替える。立大はアウトナンバーの状況をアグレッシブなディフェンスで守り切り、キーパーが交代を完了する前に速攻を決めて点差を離す。最大8点リードを奪うことに成功した。しかし2部との入れ替え戦が懸かり、負けられない早大は意地を見せる。6得点連続で点数を取られたが、リードを死守した立大が2点優勢で前半を折り返した。

得点を決める石井
後半、立大が先制するも、ターンオーバーから速攻を決められ相手に4連続得点を許す。18―19と形成が逆転し、たまらずタイムアウトを要求した。再開後は点の取り合いとなる。激しいポジション争いの中で#24青木のユニフォームが破け一時退場するアクシデントもあり、徐々に流れが早大へ傾いた。3点ビハインドとなったところで立大が再度タイムアウトを要求。ディフェンスを強化し立て直しを図るが、ペナルティーを取られ相手に7㍍スローを与えてしまう。確実に沈められ、点差を離された。終盤、#20石井が意地を見せて連続得点を奪うも追いつくことはできず、31―36で惜敗を喫した。

ゴールを狙う丸山(営4)
一時は8点差をつけ、着実に成長を見せる立大。中盤の得点力という課題を克服し、白星をあげて躍動する姿に期待したい。
(5月21日・佐々木海緒)
♦コメント♦#20石井選手
-試合の感想
出だしは調子が良くてディフェンスも動いていたので相手とかなりの点差をつけることができていたのですが、立教特有の中盤で得点が取れない、ディフェンスも守れない状況になってしまったので明日に向けて修正しなければいけないと感じています。
-試合前の目標
自分たちが練習でやっていることをちゃんと結果に出そうということをいつもチームで話しているので、そこをもう少し出したかったなと思います。
-相手にタイムアウトを取られた時はどのような話し合いをしたか
自分たちは中盤で得点が止まってしまうという特徴があるので、ここからもう一つギアを上げていくぞということをキャプテン中心に話し合いました。
-後半、逆転されてタイムアウトを取った時はどんな話し合いをしたか
チーム全体でミスが続いてしまって相手に逆転をされてしまったので、ミスをなくそう、丁寧に一本取りに行こうという話し合いをしました。
-良かったところ
個人としてはディフェンスをアグレッシブにできたことです。チームとしては速攻が今まで少なかったのですが、今日の試合では出だしから速攻を多く作れたのが良かったと思います。
-今日はチームハイの8得点を挙げたがそこに関してはどう感じているか
いつも自分は点を取ることだけを意識して、チームを引っ張れたら良いなという気持ちでオフェンスをしているので今日は良かったと思います。左利きの方が有利なポジションですが、高校時代からこのポジションをやらせてもらっているので点を取りに行ってチームに貢献することを意識しています。
-課題
点差をつけた後、相手に追いつかれてしまったのですが、今日は自分たちのミスから点差が縮まっていたので、明日はミスを減らして調子を上げていけるようにアップから集中して取り組みたいと思います。
-次の対戦相手(明大)はどのようなチームか
センターがアンダーの日本代表の選手で、両バックもアンダー経験のある選手で一対一とかコンビ、スマッシュが速いので、そこに対してみんなでアグレッシブにディフェンスできたらいいと思います。
-あと2戦を残してチームの雰囲気は
まだ一勝もできていないため、あまり雰囲気は良くないです。少しでも勝ち点をあげられるように頑張りたいと思います。
-意気込み
明日はもっと点を取ってチームを盛り上げます。