【陸上競技部】箱根直前特別特集!年越し2夜連続号外掲載企画②~エントリー選手紹介&チームの躍進~

力戦奮闘

大躍進を遂げた今期の立大駅伝部。5月の稲塚のPB更新を皮切りに多くの部員が自己新記録を叩き出した。

選手たちの調子が右肩上がりの中で迎えた予選会。各校上位10名の合計タイムで箱根駅伝への出場枠を競い合う。立大は本選シードを見据えた総合3位を狙いにレースに臨んだ。号砲が鳴り、選手たちが勢いよく駆け出す。序盤から積極的な走りでレースを展開し、折り返しの10㌔地点で首位をマーク。順調な滑り出しとなった市街地を抜け、勝負の舞台は起伏の激しい公園内に移った。気温が30度近い異例な状況で開催された本レース。過酷な状況の中、チーム全員が粘りの走りを見せる。馬場が日本人3番手の成績を収めると、他の選手たちも続々とゴールイン。予選会1位通過に会場が歓喜の声で沸き上がった。

本選メンバーには多くの4年生が名を連ねる。中でも注目は5000㍍立大記録を保持する林。持ち味の積極的な走りで前にくらいつき、安定した結果で部に貢献する。6月の全日本大学区駅伝予選会ではチームトップの成績で初出場に導いた。林をはじめとした最上級生たちが引退を迎える箱根駅伝。「死力を尽くして走る姿を見ていただきたい」。最終学年の選手たちは有終の美を飾るべく闘志を燃やす。

予選会を首位で通過し、悲願のシード獲得に向け一層の弾みをつけた。正月の大舞台に挑む彼らの活躍に目が離せない。

初出場で実力を発揮 全日本駅伝シード獲得

6区を走る山口【撮影・平岡薫奈】

伊勢での功績

全国から25校の強豪が集う本選。立大は初の伊勢路でシード権を獲得する偉業を達成する。「総合力の高さを発揮できた」。主将・安藤はチームの成長を実感した。

6月に関東地区予選会を突破。昨年14秒差で届かなかった悲願の出場権をつかむ。林や國安が大きな躍動を見せ、新体制として華々しいスタートを切った。

箱根駅伝の予選会からわずか2週間。短い調整機関を乗り越え全日本当日を迎える。1区はローペースで展開されほぼ群を崩すことなくタスキが渡った。しかし注目選手がひしめく2区においては先頭集団から離される。必死の走りで前を追いかけるもシード権争いには加われず、そのまま前半戦は全体12位につけた。厳しい状況の中、6区を任されたのは山口。初の大舞台にも関わらず、約1分あった8位との差を41秒に縮める奮闘を見せる。不調により駅伝出場を逃した2年間の悔しさを糧に飛躍を果たした。次を引き継いだ馬場はエース区を見事に掌握する。中盤からシード圏内の集団に合流すると、持ち味の粘り強さを生かして11㌔付近で単独7位に浮上。最後の安藤も安定的な走りで順位を落とさず、伊勢神宮まで初めて江戸紫のタスキをつないだ。

箱根駅伝での躍進を予感させる走りを見せた立大。さらなる高みを目指し、成長を続けていく。

(1月1日記事・新藤優子、渡邉久実子/編集・山口隼輝)

※12月19日発行の特別号外に掲載された記事を再編集したものです。

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