【陸上競技部】目標は本選シード権獲得!駅伝出場に向け出場選手14人に直前インタビュー③~鈴木愛音選手・原田颯大選手~
創部史上初の全日本大学駅伝出場を果たした立大。今回、箱根駅伝本選でのシード権獲得を目標に、選手たちは日々自身の走りに磨きをかけている。今年も江戸紫のユニフォームが走る姿を箱根路で見られるのか。予選会直前の選手にインタビューを行った。
鈴木愛音(城西大城西・東京)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14’07”63
10000㍍:29’49”15
◆インタビュー抜粋◆
―陸上始めたのはいつからか
始めたのは、中学校1年生からです。
―目指している選手は
目指している選手は、引退してしまったのですが、モハメド・ファラー選手が1番尊敬している選手です。
―自身の走りの強みをあげるとしたら
強みは安定感のある走りができることです。
―立教大学に入学した決め手は
立教に入った理由は、自分が大学でも陸上をやりつつ、勉強がある程度の高い水準でできるところを探した時に、立教大学が1番良いポジション、選択肢だったので入学させていただきました。
―今回が初めての夏合宿。参加してみての感想は
やはり高校で練習してきたよりもかなり距離が増えたのでとても大変だったのですが、その分1年目からでもある程度はこなすことができたので、まずまずの結果だったと思います。
―高校でやってきた練習と、髙林監督の下でやった練習に違いはあるか
高校時代はスピードをメインにやっていたので、あまり距離を踏んでいなかったのですが、大学ではスピードと距離の両方をバランスよくやれている印象で、良い感覚がつかめてきているという感じです。
―チームの雰囲気は
雰囲気はやはり良い意味で自由というか、とても過ごしやすい環境です。
―立大に入学してから個人的に取り組んできたことは
1番は持久力の強化とフォームに焦点を当てて練習に取り組んできました。
―1年生ながら全日本の予選を経験。選ばれた時の感想は
まさか1年生が2人とも選ばれるとは思っていなかったので、驚きと同時に責任感を感じました。
―全日本大学駅伝の予選会では練習してきたことが発揮できたか
ある程度は発揮することができました。
―全日本大学駅伝予選会での感想
やはり先輩たちがいなかったら正直勝てなかった場面だったと思います。特に3回目の走りがなかったら勝てなかったですし、もっと力をつけて、上のレベルで戦っていける力をつけていかなければいけないと感じました。
―箱根の予選会での個人と全体での目標は
個人的な目標としては、同期の1年生に負けないということが目標で、チームとしては箱根の予選会を勝ち抜くということが目標です。
―レースプランは立てているか
まだ全然考えていないですが、とにかく前につけるところまでつけて、ある程度良い順位で走りたいです。
―予選会での意気込みを一言
予選会通過してみせます!
原田颯大(洛南・京都)
◆自己ベスト◆
5000㍍:14’24”42
10000㍍:29’54”64
◆インタビュー抜粋◆
ー陸上をいつから始めたのか
しっかりと部活に入ったのは高校からで、中学まではバスケをしていたので、駅伝には助っ人として入っていたくらいでした。本格的には高校からです。
ー自分が憧れとしている選手や目標は
同じ高校出身の三浦龍司さんが憧れであり目標です。
ー今回の予選会においてのライバルは
中央大学に、洛南高校出身の後輩選手が2人でると思うので、2人には負けないようにしたいです。
ー夏合宿の感想
8月はしっかりと全体的に距離を走って、ベースを作ることができたと思います。9月もそこから練習強度をあげていき、これからの駅伝に繋がるような練習ができました。
ー特に意識して取り組んだ点
監督が出してくれた練習メニューを淡々とこなすということを意識していました。合宿だからといって気合を入れすぎるのではなく、地道にやっていくことを意識していました。
ー全日本出場が決まったことを受け、個人やチームでなにか変化はあったか
全日本に通ったことは、チームにとって大きな自信になったと思うので、その勢いを大切にしていきたくて、夏合宿もその想いで取り組めました。
ー今回初めて予選会メンバーに選ばれた感想
去年は本選には出ましたが、予選会には出られなくて悔しい思いをしたので、今回は自分が予選会で走って、本選出場を掴つかみ取るという目標が大きなモチベーションになっています。
ー昨年は予選会には出場していないが、不安はあるか
ハーフマラソン自体が初めてで、距離的な不安は夏合宿で慣れましたが、初めてということに少し不安は感じています。しかし、キツイことは知らない方が良いと思っているので、ポジティブに捉えて頑張ろうと思っています。
ー今の自分のコンディション
合宿でしっかりと距離を走り始めてから、距離には慣れてきたということもあって、足も強くなったので、調子を上げられたと思っています。
ー自分の走りの強み
スピードというよりかは、自分は長い距離を着実に走っていけます。ロードの長い距離を淡々と走っていける力が自分の強みだと思います。
ー予選会に向けてのチームの雰囲気
予選会にはもちろん通る気でいますが、余裕だと捉えてしまっていると足元を掬われてしまうので、全日本に焦点を当てるというよりも箱根駅伝の予選会に通る方に、チームとしては取り組んでいます。みんな予選会を見据えて、練習に取り組んでいます。
ー個人で1年間取り組んだこと
1年目は自力がなかったというより、監督が変わってから気づいた点でもあって、自分はベースができていませんでした。今年は去年よりも週間距離や月間距離を意識して練習できたと思うので、練習量を意識しながら練習をしてきました。
ー今年の駅伝では部内唯一の一年生で六区を走った経験があるが、課題とそれを克服するために行ってきたこと
六区は最初に登りがあり、そこで集団に置いて行かれてしまいましたが、下りでは自分はまだまだやれるなと思いました。だから登りに対しての苦手意識を無くせるように今年の夏合宿でたくさん練習しました。
ー今年の駅伝後でのインタビューでは、もう少しタイムを縮めたいと言っていたが
前半シーズンは、結構貧血などで悩んでいました。5000㍍に出ても、思うようなタイムが出ませんでした。今の時期は予選会に向けて、10000㍍走るかどうかくらいなので、少ないチャンスをものにしてしっかり自己ベストを出していけたらいいなと思っています。
ー1年間を通して全体として練習メニューや走りに変化があったか
ジョギングの量が単純に増えたということと、週末に距離走、水曜日にトラックとはっきりと分けられていました。週末の距離走は100㍍で、週間距離も増えたので、そこが一つ変わった点でした。それによって全体的に、去年はスピード重視だったが、今年は本当にベースを作っていくというイメージで取り組めたと思っています。
ー全日本に出場が決まった感想
決まった時は正直、びっくりした方が勝っていました。全日本駅伝に初出場ということで、歴史に名を残せた瞬間にいれたことが素直に嬉しかったです。
ー予選会のチームでの目標と個人での目標は
チームの目標は3番以内で通過することで、個人の目標では、チームの中で10番以内には入りたいです。貢献できるような順位で帰ってきたいです。
ー自身のレースプランや理想の走りなどは決まっているか
練習でしっかりと自信をつけられたので、初めてのハーフ距離できついこともあるとは思いますが、自信を持って走りたいと思っています。
ー予選会での意気込みを一言
ツーハーフをしっかりと走って、箱根駅伝や全日本駅伝につなげられるように頑張っていきたいです。
(10月16日 取材・重田紗希、鈴木朝彦、前原梨乃、渡邉公実子、渡邉仁菜/編集・鈴木朝彦)