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【野球部】春季リーグ最終戦となった明大2回戦。強力打線相手に粘れず完敗〈春季リーグ戦 明大2回戦〉

≪明大戦の展望はこちらから≫

◆2023年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月21日 対明大2回戦 明治神宮野球球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[5] 齋藤大(コ3=東北)
[3] 菅谷(コ3=市立船橋)
[4] 西川晋(コ4=智辯和歌山)
[7] 西川侑(社2=神戸国際大附)
塩野目(コ3=足利)
岡村(コ4=立教新座)
[9]8 鈴木唯(コ2=東邦)
[8]7 北田峻(コ2=報徳学園)
H79 寺戸(済4=長良)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[6] 鬼頭(文3=横浜)
H 黄(営3=興南)
岩本(コ4=報徳学園)
[1] 沖(法3=磐城)
野口(コ4=東海大相模)
小畠(営2=智辯学園)
渡部太(コ4=春日部共栄)
H 落合(ス1=東邦)
三沢(コ4=山形中央)
吉野(コ2=仙台育英)
  34

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
(法3=磐城) 32/3 71
野口(コ4=東海大相模) 01/3
小畠(営2=智辯学園) 12/3 28
渡部太(コ4=春日部共栄) 11/3 26
塩野目(コ3=足利) 11/3 31
吉野(コ2=仙台育英) 02/3 14 0
178 17
負ければ最終戦となる春の王者・明大との2回戦。先発を任された沖(法3=磐城)は、3回まで1失点と粘投するも、4回に明大打線に捕まり大量失点してしまう。打線は1点を追う2回、戸丸(コ3=健大高崎)の右中間への二塁打で同点とする。7回には西川侑(社2=神戸国際大付)の適時打で追加点を奪うも、明大打線を抑えきれず、敗戦を喫した。

粘りの投球を見せた沖

先発は、今春全カードの第二戦先発を任されている沖。速球と変化球の緩急を織り混ぜ、3回までは要所を締める投球で1失点にまとめる。しかし、4回に二死から5連打を浴びマウンドを降りた。代わって登板した四年生サウスポー・野口(コ4=東海大相模)は、うまくタイミングを外し、明大4番の上田希(4年=愛産大三河)から三振を奪い、ピンチを凌ぐ。

初登板で気迫のこもった投球を見せた塩野目

8回にはリーグ戦初登板の塩野目(コ3=足利)がマウンドに上がる。神宮の初舞台にも物怖じすることなく、真っ直ぐ主体の気迫のこもった投球。この回を無失点に抑え、打線に拍車をかける。しかし、最終回も春の優勝校の勢いは止められず失点を重ねてしまい、追いつくことができなかった。

猛打賞を記録した鈴木唯

打線は1点を追う2回、鈴木唯(コ2=東邦)が持ち前のパンチ力を生かして、中越二塁打でチャンスメイク。二死2塁で迎えた打者はチャンスに強い戸丸。外の変化球をうまく弾き返し、打球は右中間へ抜けた。立大投手陣を支える正捕手が期待に応え、チームを勢いづける。

ホームに生還する齋藤大

4回には一死から西川侑が四球で出塁し鈴木唯、北田駿(コ2=報徳学園)の連打で満塁。今リーグ戦で主力メンバーとして活躍してきた下級生3人が中軸打線で好機を演出した。そして、2回に同点適時打を放った戸丸の犠飛で1点を返す。さらに7回には一死から齋藤大(コ3=東北)と西川晋の安打でチャンスを作ると、4番・西川侑の適時打で追加点を得る。しかし反撃も及ばず勝利を掴めなかった。

この日2打点の戸丸

勝ち点を奪われリーグ戦の幕を閉じた立大ナイン。この悔しさをバネに秋に向けチーム一丸となって、成長し、また神宮で輝く姿を見届けたい。

(5月21日・佐藤匠真)

◆コメント◆
 #10主将・西川晋太郎
「(リーグ戦振り返って)勝ちきれなかったというのもありますし、そもそも僕たちの実力の無さというのをリーグ戦通して実感したことなので秋に繋げていきたいと思います。(印象に残っている試合は?)東大の満塁本塁打打たれて同点になった試合とか、あそこが自分たちの弱さかなと思います。(主将として意識してきたことは?)チームとして自分が思い切ってやらないといけないと思ったので、チャンスで自分が返してやる守備でも助けてやるって思っていたのでそこはやり続けていました。(秋のリーグ戦に向けて)もう一回全員で話し合って課題を潰して自信を持った状態で秋のリーグ戦挑みたいと思います。」

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