【サッカー部】大雨の中行われた一戦。後半善戦するも惜敗を喫する

◆JR東日本カップ第97回関東大学リーグ戦2部◆

5月14日 対産能大 産業能率大学第2グラウンド

激しい雨がグラウンドに降りしきる中、行われた関東2部の第5節。今節は勝ち点で並ぶ産能大と対峙した。
前半は主導権を握られ攻め込まれる時間帯が続き、21分、34分に失点を許す。しかし後半立大は果敢に攻撃を仕掛け、66分に庄司(営3)がPKを決め1点を返した。その後も何度もシュートを放つ立大だったが力及ばず。悔しい敗戦となった。

最初のチャンスを迎えたのは産能大。6分に自陣深い位置でスローインを与えてしまう。そのままシュートまで持ち込まれたがこれは枠外へ飛び、難を逃れた。反撃に出たい立大は12分にCKのチャンスを得る。嵯峨(営2)のボールに関口理(済4)が合わせるも惜しくもゴールならず。しかし21分、CKを与えてしまうと、ニアへのボールをヘディングで合わせられ失点、先制点を献上してしまった。その後も相手は手を緩めることなく攻め続ける。34分には自陣でボールを失うと、ゴール左隅を突く強烈なミドルシュートを食らい失点を許す。2点のビハインドと苦しい状況で試合を折り返した。

守備をする岩崎(コ4)

まずは1点を返したい後半、立大は選手交代に出た。序盤に小林(営3)、本木(営2)を投入し、より攻撃性を高める。そして53分、スローインの流れから交代で入った本木が右サイドで抜け出しグラウンダーのクロスをあげた。しかしこれは惜しくも弾かれる。直後にもスルーパスに反応した南口(現4)が右サイドからファーへクロスを送り決定機を演出した。交代策が功を奏し立大ペースで時計の針は進む。そして迎えた66分、古里(営1)のクロスが相手選手の手に当たりPKを獲得。これを庄司が落ち着いて決め、遂に1点差とする。なんとしても勝ち点がほしい立大は残り時間も果敢に仕掛け続ける。終了間際には吉田(現4)、櫻井(営2)、庄司が立て続けに際どいシュート放つが得点にはつながらない。果敢な攻撃は実らず1ー2で惜敗となった。

勝ち点で並ぶ相手に悔しい敗戦を喫し、中位への進出は叶わなかった。しかし前節同様、後半は交代策に活路を見出し主導権を握った立大。勝ち点獲得へ向け、今後の試合にも期待がかかる。

ゲームキャプテンを務めた副将・安永(営4=写真右)

(5月16日・熊谷光洋)

関連記事一覧