• HOME
  • WEB記事
  • 野球部 , 戦評
  • 【野球部】菅谷が今季2度目の本塁打を放つも、投打かみ合わず敗戦〈春季リーグ戦 慶大2回戦〉

【野球部】菅谷が今季2度目の本塁打を放つも、投打かみ合わず敗戦〈春季リーグ戦 慶大2回戦〉

≪慶大戦の展望はこちらから≫

◆2023年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月14日 対慶大 明治神宮野球球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[5] 齋藤大(コ3=東北)
[3] 菅谷(コ3=市立船橋)
[4] 西川晋(コ4=智弁和歌山)
[7] 西川侑(社2=神戸国際大附)
[9] 鈴木唯(コ2=東邦)
[6] 鬼頭(文3=横浜)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[8] 桑垣(コ2=中京大中京)
H8 北田峻(コ2=報徳学園)
[1] 沖(法3=磐城)
山形(コ2=興南)
野口(コ4=東海大相模)
小畠(営2=智辯学園)
黄(営3=興南)
  34

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
沖(法3=磐城) 59
野口(コ4=東海大相模) 32 2
小畠(営2=智辯学園) 47 5
138 10

6

6年前の勝利を最後に15連敗を喫している因縁の相手・慶大。昨日の戦いで惜しくも引き分けとなり、立教健児の勝利への思いは一層強まった。迎えた2回戦、初回から先制点を許したが、3回に菅谷(コ3=市立船橋)が右越本塁打を放ち反撃に成功。再び点を奪われ追いかける展開となったが、5回には相手の捕逸で隙を突き点差を詰めた。最終回に齋藤大(コ3=東北)が左翼二塁打を打ちチャンスを作るも、後続が続かず黒星となった。

 

先発を任されたのは東大2回戦で9回完封の好投を見せた沖(法3=磐城)。1回、先頭打者に右翼二塁打を放たれ出塁を許す。4番・栗林泰(4年=桐蔭学園)に適時打を放たれ先制点を奪われる。しかし後続を一ゴロと三振で打者を仕留め、最少失点に抑えた。東大戦で打撃好調だった慶大打線を抑えようと奮闘した沖だったが、3回に2点を追加され降板。沖に代わってマウンドに立った野口(コ4=東海大相模)も苦戦を強いられ、5回で小畠(営2=智辯学園)へとバトンを渡す。交代した小畠は7回まで出塁を許さず、140㌔中盤のストレート中心で三者凡退を続ける好投。しかし8回裏、暴投により1点を許し、打者を抑えきることはできなかった。

投球する小畠

打線では3回表に先発投手としてマウンドに立つ沖が右前安打と盗塁、さらに齋藤大の進塁打で三塁まで進み、好機を演出する。チャンスをつかみ取ったのは2番打者の菅谷。巧みな選球眼で球を見極め、フルカウントに持ち込む。8球目の直球をフルスイングし、打球は右翼スタンドへ。沖と菅谷が生還し立大は一時逆転を果たした。

本塁打を放つ菅谷

慶大が連続で得点を決め追い詰められた立大は、5回で再び反撃の糸口をつかむ。齋藤大が左前安打で出塁。さらに西川侑(社2=神戸国際大附)の左前安打と鈴木唯(コ2=東邦)の四球で2死満塁のチャンスを作ると捕逸を見逃さず、1点を返した。流れをつかみたい立大だったが、相手野手の守備が固くなかなか出塁することができない。8回表、この回先頭打者の西川侑が四球を選ぶと、鬼頭(文3=横浜)が敵失で出塁し1死一、二塁のチャンスメイク。しかし後続が続かず得点には繋がらなかった。

ホームに生還し笑顔を見せる沖

3点ビハインドで迎えた最終回、齋藤大が左翼二塁打を打ち好機到来。しかし相手投手の速球を打ち崩すことができず、試合終了。菅谷の本塁打で一度は逆転したが、慶大打線を前に投手陣が振るわず、白星を飾ることはできなかった。

先週東大から初の勝ち点を獲った立大。一つでも多くの勝ち点を目指し、タテジマ軍団は闘志を燃やし続ける。明日の慶大戦に勝利し、なんとしても4戦目へと繋げたい。

(5月14日・前原梨乃)

◆コメント◆

3回に本塁打を放った#20菅谷

「(今日の本塁打の打席は?)チャンスの打席だったので、ランナーを返すことを目標に打席に入りました。(今季高打率だが、打席に入る時意識していることは?)相手ピッチャーも高いレベルの投手ばかりなので、自分が打てるボールを待っています。あとは結果を気にせずバットが振れていることが良い結果の要因かなと思います。(今季の個人目標は?)15安打を打てるように頑張りたいなと思っています。(今の合計安打は?)今日の打席で12安打目でした。(明日への意気込み)負けられない戦いになるので、今日気持ちをしっかり切り替えて1個でも多くの大学から勝ち点を取りたいです。」

 

関連記事一覧