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【野球部】主将・西川晋が猛打賞!2連勝で今季初の勝ち点を手に!〈春季リーグ戦 東大3回戦〉

≪東大戦の展望はこちらから≫

◆2023年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月9日 対東大 明治神宮野球球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[5] 齋藤大(コ3=東北)
[3] 菅谷(コ3=市立船橋)
[4] 西川晋(コ4=智辯和歌山)
[7] 西川侑(社2=神戸国際大附)
桑垣(コ2=中京大中京)
[9] 鈴木唯(コ2=東邦)
吉野(コ2=仙台育英)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[8]7 北田峻(コ2=報徳学園)
[6] 鬼頭(文3=横浜)
岩本(コ4=報徳学園)
[1] 池田(コ4=智辯和歌山)
安藤(社4=明石商業)
  34

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
池田(コ4=智辯和歌山) 91
吉野(コ2=仙台育英) 30
121

開幕から勝ち星が無かったRIKKIO。昨日の初勝利の勢いのまま臨んだ3回戦は、初回から先制される苦しい展開となる。しかし、エース・池田(コ4=智辯和歌山)が粘りの投球。再三ピンチを作られるも、相手に主導権を渡さない。同点で迎えた7回、主将・西川晋(コ4=智辯和歌山)の適時三塁打で勝ち越しに成功する。最後は8回から登板した吉野(コ2=仙台育英)が2イニングをパーフェクトリリーフ。2連勝で今季初の勝ち点を奪取した。

先発した池田


3戦目は中2日で池田をマウンドへ。これまでの春季リーグでは苦しい投球が続いていたが、この日は背番号18の意地を見せた。先頭打者を内野安打で出塁させると、相手の4番・別府(4年=東筑)に適時打を放たれ1点を先制される。しかし丁寧に低めに投げ込み、打たせて取る本来の投球を取り戻す。初回を最少失点で切り抜けると、尻上がりに調子を上げ7回2失点の粘投でエースとしての役割を果たした。

ホームへ滑り込む西川侑

 

打線は4回、先頭打者の西川晋の中前安打、西川侑(社2=神戸国際大附)の四球、鈴木唯(コ2=東邦)の犠打で1死二、三塁の好機を作る。戸丸(コ3=健大高崎)の右犠飛で同点となり、なおもチャンスで北田峻(コ2=報徳学園)へ。甘く入った2球目の変化球を捉え、中前安打を放つ。その打球で二塁走者の西川侑が一挙本塁生還を狙った。相手捕手のタッチを掻い潜り、ホームへ滑り込む。際どいタイミングだったが、判定はセーフとなり一時逆転となった。

猛打賞となった西川晋


2-2の同点で迎えた7回。東大に追い付かれた重苦しい空気を振り払ったのは頼れる主将の一打だった。池田と菅谷(コ3=市立船橋)の安打で一、二塁の好機になると、打席に入った背番号「10」はボール球の直球を力強くスイング。捉えた打球は右中間を破り、適時三塁打となり勝ち越しに成功した。西川晋はこの日3安打猛打賞で打率も3割に。リーグ後半戦に向け、弾みをつける試合となった。

力強く投げ込む吉野


勢いのまま逃げ切りたいチームは8回から吉野をマウンドへ。最速149㌔の直球で相手を圧倒する。打者6人に対し3三振を奪い2イニングを完璧に抑える投球。東大打線に反撃の隙を与えなかった。

2連勝で今季初の勝ち点を奪ったRIKKIO。春季リーグもついに終盤戦。まだまだ「革新」途中のナインは残り2カードも全力で勝利を目指す。

(5月10日・大内貴敬)

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