【準硬式野球部】勝負の明大初戦!両校譲らず拮抗する

◆2023年度東京六大学春季リーグ戦◆

429日 対明大 スリーボンドベースボールパーク上柚木

春季リーグ戦も残すところあと2カードとなった。対明大1戦目。勝ち点獲得のために落とすことのできない一戦だ。この日は応援団部員らも駆けつけ、選手らは大声援を背にして熱戦を繰りひろげた。 

バットを構える吉野(コ4)

立大初回の攻撃は無得点に終わり、迎えた1回裏。先発のマウンドに上がったのは川瀬(コ4)だ。先頭打者に安打を許しさらに死球と四球を出すと、初回から1死一、三塁のピンチに陥った。しかし、川瀬のピッチングの持ち味である力強いストレートで後続打者を三振に仕留め、立ち上がりを無失点で抑えた。
5回まで両校に単打は出るも打線はつながらず。ノースコアで試合は勝負の後半戦へ突入した。   

同点に追いつき、歓喜に沸く選手たち

6回裏、先にゲームを動かしたのは明大だ。2死一塁から低めに入ったボールをセンター前に運ぶ中前適時打を放たれ、手痛い先制点を挙げられた。ここで投手は谷詰(コ2)に交代する。迎えた打者を一ゴロに打ち取り、追加点を許さない貫禄のピッチングを見せた。
1点を奪われた次の回の攻撃で、立大は粘りのバッティングを見せる。7回表、先頭打者の森川(営3)が四球を選び、続く塩野(観3)が犠打を決め1死二塁とチャンスを広げる。さらに藤井蒼(観3)が四球で出塁に成功し、2死一、二塁となった。ここで迎えた打者は主将・吉野だ。一塁手前に球を転がし封殺されるかと思われたが、相手一塁手の失策間に全力疾走で出塁に成功。2死満塁として続く陶山(コ3)に望みをつなげた。そして陶山は鋭い選球眼で四球を勝ち取り、同点に追いつく。立大サイドは歓喜に沸き、同点の走者をベンチで迎え入れた。
7回は生川(済4)、8・9回は新保(観2)が登板。ともに無失点に抑え、1-1でゲームセットとなった。明大1戦目は拮抗した展開となり引き分けに。両校譲らず、試合は2戦目へと突入する。

(5月9日・平岡薫奈)

◆コメント◆

新保選手

-試合を振り返って

今日は状態が良くなくて、ストレートが走ってなくて苦しかったのですが、その中で抑えられたのは良かったです。

-ピッチングで意識したこと

前回は2ストライクで追い込んでから打たれることが多かったので、今回は追い込んでからボールを低めに集めることを意識しました。

-ピッチングの強みは

変化球の外の出し入れとまっすぐのコンビネーションです。

-今日の試合をチームとして振り返って

もう少しピッチャー陣を楽にしてほしいなと思うのですがいつもバッター陣に助けられているので、明日以降もピッチャー陣、バッター陣含め頑張っていきたいです。

関連記事一覧