【野球部】沖による圧巻の完封試合!今季初の勝利をつかむ!〈春季リーグ戦 東大2回戦〉

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◆2023年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月8日 対東大 明治神宮野球球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[5] 齋藤大(コ3=東北)
[3] 菅谷(コ3=市立船橋)
[4] 西川晋(コ4=智辯和歌山)
[8]9 鈴木唯(コ2=東邦)
[7] 西川侑(社2=神戸国際大附)
R 岡村(コ4=立教新座)
桑垣(コ2=中京大中京)
[9] 山形(コ2=興南)
安藤(社4=明石商業)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[6] 鬼頭(文3=横浜)
[1] 沖(法3=磐城)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
沖(法3=磐城) 112

 

今季リーグ初の白星を奪取すべく、臨んだ1回戦では東大に追いつかれ同点引き分けとなった。雨天のため月曜日に試合がもつれ込んだ2回戦。6日の引き分けの悔しさを晴らすべく、立教健児はグラウンドへ上がった。

 先発の沖(法3=磐城)が3安打無失点に抑える試合を展開し、好投を見せる。攻撃では、齋藤大(コ3=東北)の左越本塁打で先制。さらに鬼頭(文3=横浜)の犠飛で点を加える。東大相手に投打ともに隙を見せることなく、今季リーグ戦初の勝利を飾った。

好投をする沖

 

先発の沖は6回までパーフェクトに抑え、完全試合のペースで快投を見せる。しかし7回表、左前安打を放たれ出塁を許したが、戸丸(コ3=健大高崎)が持ち前の強肩を活かし盗塁阻止。頼れる女房役が沖を援護した。9回、左前安打を打たれ、加えて後続の打者に右越安打を放たれる。2死一、二塁のピンチを招いたが、三遊間に抜けようかと思われた打球を齋藤大が冷静に一塁へと送球。本塁打を放った斎藤大が守備でも活躍し、ホームを踏ませなかった。沖は9回被安打3無四球無失点の好投で東大打線を完全に封じ込める。最終回まで主導権を譲ることなく、安定した投球で投げ切った。

本塁打を放ちガッツポーズでホームへ戻る齋藤大

 

攻撃では、3回に齋藤大が左翼本塁打を打ち、先制点を奪い取る。「自分のスイングでチームに勢いをつけたい」という言葉の通り、齋藤大の一撃はタテジマ軍団の士気をあげる一撃となった。6回、またもリードオフマン・齋藤大が猛打賞となる中前安打を放ち出塁。2番打者・菅谷(コ3=市立船橋)の犠打で二塁へと歩みを進め、好機を展開した。しかし、後続が繋がらず無得点でこの回を終える。

 

左翼二塁打を打つ戸丸

 

再び試合が動いたのは7回。東大戦からクリーンナップに座る西川侑(社2=神戸国際)が左前安打を放つ。次の山形(コ2=興南)は併殺崩れの内野ゴロとなるが、続く戸丸が左翼二塁打を打ちチャンスを広げる。すると鬼頭の犠飛で山形がホームへと生還し、追加点を挙げた。流れに乗った立大は8回でも好機演出。菅谷が優れた選球眼で四球を選ぶと、続く西川晋(コ4=智辯和歌山)が左前安打で1死一、二塁のチャンスを手繰り寄せた。後続が続かず得点には至らなかったが、相手に終始流れを与えることなく試合をリードし続け2-0で試合は幕を閉じた。

 

犠飛を放つ鬼頭

今季リーグ初の勝利に加え完封試合という2つの快挙を成し遂げた今試合。タテジマ軍団は新たな「革新」を起こした。次の3回戦でも白星を飾り、今季初の勝ち点を狙いに行く。

(5月8日・前原梨乃)

 

◆コメント◆

先制の本塁打を放った#23斎藤大

「(本塁打を打った時の手ごたえは?)球を捉えた感じはあったが、入るとは思っていなかったので良かったです。先制できたので気持ちが楽になりました。(守備でのファインプレーに関して)キャンプの時から取って投げるということをずっとやってきたので、それがチームとしても成果が出ているのではないかと思います。(明日に向けて)まだ勝ち点が取れていないので明日勝って取れるように頑張りたいと思います。」

 

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