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【野球部】池田の好投で流れを掴み、西川侑や鈴木唯の長打で得点を重ねるも…〈春季リーグ戦 東大1回戦〉

≪東大戦の展望はこちらから≫

◆2023年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月6日 対東大 明治神宮野球球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[5] 齋藤大(コ3=東北)
[3] 菅谷(コ3=市立船橋)
R 渡辺大(コ4=佼成学園)
渡部太(コ4=春日部共栄)
小畠(営2=智辯学園)
沖(法3=磐城)
[4] 西川晋(コ4=智辯和歌山)
[8] 鈴木唯(コ2=東邦)
R7 北田峻(コ2=報徳学園)
[7] 西川侑(社2=神戸国際大附)
安藤(社4=明石商業)
[9] 山形(コ2=興南)
吉野(コ2=仙台育英)
田中(コ3=仙台育英)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[6] 鬼頭(文3=横浜)
R 岡村(コ4=立教新座)
岩本(コ4=報徳学園)
[1] 池田(コ4=智辯和歌山)
桑垣(コ2=中京大中京)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
池田(コ4=智辯和歌山) 84
吉野(コ2=仙台育英) 13
渡部太(コ4=春日部共栄) 00/3 12
小畠(営2=智辯学園) 12
沖(法3=磐城) 17


今季未だ勝ち星を飾れていない立教健児たち。初勝利を掴むべく臨んだ東大との第一戦。先発の池田(コ4=智辯和歌山)が6回1失点の粘り投球を見せる。攻撃では、初回鈴木唯(コ2=東邦)の適時二塁打で先制に成功。その後も齋藤大(コ3=東北)の適時打などで追加点を重ねる。しかし8回に救援陣がつかまり同点に追いつかれ、惜しくも引き分けに終わった。
 

好投する池田

 
先発の池田は4回まで毎回走者を背負うも、鈴木唯、山形(コ2=興南)の好守で1失点に抑えた。5回、6回は共にストレート主体の強気のピッチングで東大打線を三人で抑え、マウンドを降りる。この日の池田はバックの守備に助けられた。1回、2死から単打と盗塁を決められピンチを招くも次打者のセンター前に落ちそうな打球を鈴木唯がダイビングキャッチ。先制打を放った期待の2年生が守備でも貢献した。続く2回にも2死二塁の危機を招くが山形の好返球で得点を阻止。7回から登板した吉野(コ2=仙台育英)は力のある直球と縦に割れる大きなカーブを武器に1回を0点に封じた。しかし、救援陣が8回に満塁打を浴びるなどし、試合を振り出しに戻された。
 

長打を放つ鈴木唯

 
攻撃は1回、2番の菅谷(コ3=市立船橋)の中前打と相手のエラーで2死二塁の好機を作る。迎えた打者は、今季初めて4番を任された鈴木唯。難しい球をうまくバットに当てレフトへ適時二塁打を放った。4回には2死から今季初スタメンの西川侑(社2=神戸国際)が左中間への二塁打で出塁。続く山形の右前打でチャンスを広げ、7番の戸丸(コ3=健大高崎)を迎える。初級の甘い球を見逃さず、センターへ適時打を放つ。四球を挟み、9番池田の2点適時打で一挙3点を挙げた。その後も追加点を得て、東大投手陣から6点を奪った。しかし最終回で得点を奪えず引き分けで幕を閉じた。
 

安打を打つ齋藤大

 
未だ勝ち星に恵まれていない立大。課題の救援陣が今後どれだけ粘れるかが初勝利のカギとなる。明日の東大戦で念願の初勝利を飾りたい。
 
(5月6日・佐藤匠真)

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