【ラグビー部】対抗戦のリベンジへ!今季セブンズ王者と対戦する

◆第12回関東大学春季交流大会◆

4月23日 対筑波大 立大富士見総合グラウンド

2023年度春季大会が開幕した。新生立大ラグビー部の初戦は、昨季対抗戦で敗れた筑波大と相対する。前半は相手のパスに翻弄(ほんろう)され、9点のリードを許して折り返す。後半開始早々攻撃陣が敵陣へ押し込み、FL二木(観4=立教新座)のトライなどで2点差へ。しかし連続して得点を奪われ、果敢に反転攻勢するも実らず敗戦を喫した。

ラインアウトのボールを取るNO.8仙臺(観2=立教新座)

試合が動いたのは前半9分。相手のミスからラインを上げると、マイボールラインアウトを獲得。ゴール直前まで攻め込むもボールを奪われ、自陣センターラインまで戻された。再びチャンスをうかがうもすぐさま筑波大のオフェンス陣が自陣に押し込む。ラインアウトからトライを決められ先制を許した。その後もセットプレーを中心に相手の攻撃に苦戦。15点奪われるも、前半24分と36分にPGの権利を得る。これをFB天羽(コ4=桐蔭学園)がしっかりと得点し、試合を折り返した。

トライを決めたCTB佐藤(文2=国学院久我山)

後半開始早々敵陣へボールを進めると、マイボールラインアウトからゴール前へ。決死のタックルの末、FL二木がゴールラインに飛び込んだ。さらに、FB天羽がコンバージョンキックを成功させ2点差へ。逆転を狙い攻撃陣が前へ攻める。後半21分には、相手のパスのミスからボールを奪い、60㍍をCTB佐藤が快走。そのままトライを決めた。しかし、相手の堅い守りと素早いパス回しに阻まれ、点差は一方的に広がる。後半40分を回り最後のプレー。一矢報いたい立大は、SH斉藤(法2=国学院久我山)がトライを決めるも25-42でノーサイド。大会初戦を白星で飾ることはできなかった。

試合後、「春までに積み上げてきたベースの部分の少しの差。それを越えなければならない」と語る主将・北川(現4=国学院久我山)。改善点を示しつつ、今後の試合で活かせるよう意気込んだ。次節は法大戦、大会初勝利を目指し立大ラグビー部は進んでいく。

(4月27日・田作涼馬)

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