【バスケットボール部】攻守噛み合い、格上相手に快勝 !

2023.04.18

♢第40回S P B F 対東洋大♢

4月2日 国立代々木競技場第2体育館

立教大学主催で行われた第40SPBF大会。対戦相手は昨年2部で3位の強豪・東洋大である。序盤から立大ペースで試合を運び、試合を有利に進める。第3Qで突き放し、見事勝利を飾った。

2Pシュートを決める#23中村

 

やはりこの試合でも大畑(済3)の活躍が目覚ましかった。 開始2分にディフェンスとの距離を取り、スリーポイントから放たれたボールはゴールに吸い込まれた。3Pで突き放すとベンチから歓声が沸いた。ここから立大の猛攻が始まる。#9木下(コ3)、#23中村(コ2)も続き、開始5分で10点差と盤石な立ち上がりを見せた。しかし徐々に点差を縮められると、タイムアウトを取り相手に流れを渡さない。終了間際には主将#10浜本(法4)が得点を重ね、27-22と5点リードで終えた。

3Pシュートを放つ#22大畑

 

リードを広げたい第2Qだったが序盤は#27冨田(社3)の3Pなど一進一退の攻防を見せる。しかしその後は東洋大の速攻に遭い、1点ビハインドで前半を折り返した。勝負の後半、立大は鉄壁の守備を発揮した。4分には24秒間を守り抜き、相手のペースを完全に封じる。強固なディフェンスが立大に流れをもたらし、内外問わない攻撃で得点を重ねていく。東洋大が見せる粘り強い守備に一時はスコアが動かない時間もあったが、圧倒的な突破力でペイントエリアに切り込むのはやはり#22大畑だ。自ら生み出したチャンスを存分に生かし得点を量産。その後も立大は手繰り寄せた流れを放すことなく、67ー57と得点差を2桁に広げ第3Qを終えた。

戦況を分析する学生コーチ武田(社3)

 

最終Qは後がない相手の猛攻に対し、立大のファウルがかさむ手に汗握る展開に。中盤にはチームファウルとなり、東洋大にフリースローの機会を多く与えてしまう。さらにバスケットカウントで波に乗った東洋大に圧倒され、じりじりと点差を詰められる。しかし#23中村がコート中央で相手Gにプレッシャーをかけ、ディフェンス面からもチームを鼓舞。さらに留学生相手に#27富田がノーファールでスーパーブロックをせ、立大陣営を沸かせた。全員で守り続け試合時間残すところ1分、#22大畑がダメ押しのゴールを決めるとそのまま86ー81でゲームセット。勝利を手にした選手たちは満面の笑みを浮かべた。

この日チームはベンチ含め歓声に溢れ、終始ポジティブな雰囲気で試合を運んだ。鉄
壁の守りで格上相手を下した立大。2部昇格に向け進化を続ける彼らが、さらなる下
克上を見せてくれる日はそう遠くないだろう。

(4月19日・松尾悠・平野琴海)

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