【野球部】戸丸が逆転の適時打を放つも…〈春季リーグ戦 早大2回戦〉

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◆2023年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

4月23日 対早大 明治神宮野球球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[5] 齋藤大(コ3=東北)
[3] 菅谷(コ3=市立船橋)
[4] 西川晋(コ4=智辯和歌山)
[8] 安藤(社4=明石商)
[7]9 鈴木唯(コ2=東邦)
[6] 鬼頭(文3=横浜)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[9] 山形(コ2=興南)
H 田中(コ3=仙台育英)
北田峻(コ2=報徳学園)
[1] 沖(法3=磐城)
H 丸山(コ1=大阪桐蔭)
池田(コ4=智辯和歌山)
渡部太(コ4=春日部共栄)
小畠(営2=智辯学園)
H 桑垣(コ2=中京大中京)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
沖(法3=磐城) 95
池田(コ4=智辯和歌山) 21/3 44
渡部太(コ4=春日部共栄) 01/3 24
小畠(営2=智辯学園) 01/3

昨日の1回戦では早大の強力打線につかまり、初回から大量失点を喫し大敗した。なんとしてでも勝利するべく臨んだ2回戦は、先発の沖(法3=磐城)が5回まで2失点の粘りの投球を見せるとその裏、戸丸(コ3=健大高崎)の2点適時打で逆転に成功する。しかし、その後の救援陣が粘れず完敗した。


先発の沖は初回と3回こそ得点されるも、その後はリズム良く落ち着いた投球を披露し、悪い流れを断ち切る。しかし6回表、7番小澤(2年=健大高崎)に痛恨の逆転2点本塁打を浴びるも、後続を粘りの投球で打ち取り、6回でマウンドを降りた。二番手で登板したのは、昨日の試合、大量失点し2回途中で無念の降板を喫した池田(コ4=智辯和歌山)だ。なんとか流れを引き寄せたい場面での登板。2つのアウトを淡々と取るも、早大の手強いクリーンナップを前に3連打を浴び、3点を奪われてしまう。9回にも連打を浴び点差を広げられてしまった。

好投する沖

 
攻撃では同点に追いつきたい1回裏、2番の菅谷(コ3=市立船橋)が内野安打で出塁し3番西川晋(コ4=智辯和歌山)が右翼線への二塁打を放つ。好調の上位打線が今日も打線に火をつけた。続く4番安藤(社4=明石商)が巧みな選球眼で四球を選び1死満塁の好機を作る。そして迎えるのは先週の法大戦で本塁打を放っている鈴木唯(コ2=東邦)。アウトコースの難しい球をうまくはじき返し、左前適時打で同点とした。
 

安打を放つ鈴木唯

 
3回に勝ち越しされるも、5回裏二死から安藤が再び四球で出塁すると、鈴木唯の安打と鬼頭(文3=横浜)の四球で満塁のチャンスを作る。すると、昨日の早大一回戦から打順を落とした戸丸を迎える。初球の甘い真っ直ぐを見逃さなかった。141キロの直球をとらえ打球は二遊間を抜け、2人のランナーが返り逆転に成功。しかし反撃もここまで。6回以降打線がつながらず、大敗を喫した。

逆転の適時打を放つ戸丸


2カード連続で勝利することができなかった立大。攻撃陣は好調の菅谷や、西川晋など力がないわけではない。投手陣が今後どれだけ粘れるかが勝利のカギを握るだろう。次の東大戦でなんとしてでも初勝利を飾りたい。  

(4月22日・佐藤匠真)

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