【男子ラクロス部】シーソーゲームをものにできず…次戦こそ勝利へ

♦六大学戦 対東大♦

4月2日 立大・新座キャンパス

3月後半から幕を開けた六大学戦。初戦の明大戦は最終Qに追いつかれ、引き分けに終わってしまった。新体制での公式戦初勝利を手にするべく、去年の同大会で敗戦を喫している東大とのリベンジマッチに挑んだ。

ドリブルを仕掛ける大門

第1Q、吸坂(コ4)の幸先の良い先制ゴールでSAINTSが先制する。一気に畳みかけたいところだったが東大の堅い守りに追加点を奪うことができない。勢いづきたい第2Qは序盤から東大の猛攻に遭い、同点に追いつかれてしまう。しかし開始7分、ディフェンスラインからのロングパスに#99大門(社4)が素早く反応。相手のミスを誘い、勝ち越しのショットを決めた。喜びは束の間、東大が終盤にかけて3連続得点。2点ビハインドで前半を折り返す。

タイムアウトで話し合う選手たち

2点を追いかける第3Q、ゴーリー#7長島(法4)の好セーブを中心に堅い守りを見せるも、東大の猛攻を抑えることができなかった。2点を加えられ、2ー6で最終Qを迎える。

なんとか一矢を報いたい最終Q、開始早々#99大門が低弾道ショットを決め、追い上げを図る。さらに10分には#11松島(文3)のロングパスに#99大門が冷静に受け取り、本日3点目のシュートを決めた。その後も#11松島と#99大門が圧巻のコンビネーションを見せる。終了間際にも2人の見事な連携で2得点を奪う。しかし立大のディフェンスが東大の攻撃陣を抑えることができず点の取り合いとなり、点差を縮めることができなかった。

前半に思うように得点を積み重ねることができなかった故に「オフェンスのコミュニケーションが課題」と振り返った松島。初勝利を飾るためにも攻撃陣の活躍が必須となる。「JOKER」を体現するべくSAINTSは突き進む。

(4月19日・松尾悠)

♦コメント♦
#11松島
ー試合を振り返って

負けたけどオフェンス自体は全然悪くなかったなって印象で。1、2Qで拮抗していたのを掴み切りたかった。差をつけられてからはただ点をとりに行くことしか考えてなかった。試合の流れが掴めなかった。

ーよかったシーン

相手の嫌な部分を攻め続けられたのでそこはよかった。ちょっとそればっかり意識して他のところが。オフェンスのコミュニケーションが課題かなって思います。

ー東大の印象

ちゃんと戦術がしっかりしている。パスとかしっかりして。うちのキーマンに徹底的にマークしていたので、対策されていたのだなと。攻め入るところが少なくなっちゃったなって印象です。

ー個人の課題は?

自分の役割を明確化しないと。やりにくい部分があったので、やりにくさをどれだけなくせるか。1週間後に向けて調整したい。

ー次戦への意気込み

優勝は全勝が必須なので、しっかり。今日出た反省を生かしていきたいと思います。

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