
【野球部】ついに迎える開幕戦!6年ぶりの優勝を⽬指す⽴教健児たちは快速投⼿たちを打ち崩せるか!〈春季リーグ戦 法⼤戦展望〉
6年ぶりの頂点を目指す RIKKIO は、法政戦で開幕を迎える。昨年は勝ち点を落としていない相性の良い相手だ。前年のレギュラーの多くが卒業したが、「チーム力は去年を勝る」と語る主将・西川晋(コ4=智辯和歌山)。なんとしてでも初戦のカードを勝利し、優勝に向け勢いにのりたい。
六大学屈指の投手陣を打ち崩せ!
去年のリーグ戦でも登板の多かった尾崎(4年=滋賀学園)、篠木(3年=木更津総合)など能力の高い投手が多く、今季の投手陣も力強い法大。先週の慶大との1回戦、3回戦共に先発した尾崎はプロ注目の左腕だ。開幕戦はリズムの良いピッチングで7回を3安打無失点。最速 150 ㌔の直球を軸にキレのあるカーブを操り、慶大打線を圧倒した。最速157キロの快速右腕、篠木は大学日本代表にも選出されており注目が集まる。2回戦で先発し、8回を無失点、3回戦も5回を0点に抑えた。この強力な二人の投手に加え、出どころが見づらく、直球に力のある左腕の吉鶴(3年=木更津総合)もいる。手強い投手陣相手に立大打線がボールをしっかり見極め、チャンスをものにできるかが勝利のカギとなる。

力強い投球をする尾崎
投手戦が予想される今季の法大戦。そんな中期待がかかるのは、西川晋だ。昨年のリーグでは多くの出場機会があり、秋は打率3割を記録し経験値も高い。今年からキャプテンにもなりチームの主軸となった。彼が打つことでチームに勢いがつくのは間違いない。また、クリーンナップを任される可能性が高い安藤(社4=明石商業)、戸丸(コ3=健大高崎)にも期待だ。力のあるこの二人をチャンスまで回せば勝機が見えてくるだろう。

打席に立つ西川晋
エースの力投でチームを勝利に!!
今季の法大打線で注目したいのは高原(4年=福井工大福井)だ。慶大戦では計5安打を放ち7打点を記録している。これまでリーグ戦の出場機会は少なかったものの、この春、法大の主軸として期待がかかる。さらに今泉(4年=中京大中京)のバッティングにも注目が集まる。先週の慶大との3回戦では、9回に本塁打を放つなどチームの勝利に大きく貢献した。この二人の強力な打者をチャンスで回さないことが重要となる。

力投する池田
強力な打線を抑えるカギとなるのは何と言っても絶対的エースの池田(コ4=智辯和歌山)だ。昨年の秋季リーグでは2勝、防御率2点代の好成績を残した。持ち前のコントロールと力のある直球を武器に強力打線を封じ込める。投手戦が予想されるが、法大の好投手に対してエースがどれだけ粘り勝つことができるか。気迫のこもった投球からタテジマ打線に流れを呼び寄せたい。ベンチには昨年活躍を見せた沖(法3=磐城)や野口(コ4=東海大相模)、吉野(コ2=仙台育英)、小畠(営2=智辯学園)、ルーキーながらベンチ入りを果たした佐山(営1=聖光学院)がいる。強力な法大打線を封じるには彼らの活躍が必要だ。
明日の開幕戦で勢いにのりたい立教ナイン。6年ぶり悲願のリーグ優勝に向けて、まずは第1戦、全力で掴みにいってほしい
(4月 16 日・佐藤 匠真)