【野球部】春リーグ直前の神宮試合。打線が繋がらず敗戦

第50回社会人野球・東京六大学対抗戦

3月27日 対明治安田生命 神宮球場

新チームとして挑む初の神宮での試合。先発池田(コ4=智辯和歌山)の好投と守備が光り、3回まで無得点で抑える。しかし、4回表で本塁打を浴び先制点を奪われた。8回裏、敵の失策により1点奪い返すも、再び点を取り返され3-1で試合は幕を閉じた。

先発のマウンドに立ったのは池田。エースとしての貫禄を見せ最速150㌔の速球で打者を抑える。2回裏、北田峻(コ2=報徳学園)が二塁打を放ち好機を作るも、打線が続かず無得点で終わった。攻めの姿勢を見せる立大は3回にも好機を作る。西川晋(コ4=智辯和歌山)が左翼二塁打を打つ。続く戸丸(コ3=健大高崎)は四球を選び、2死満塁の得点のチャンスが訪れた。しかし後続が打ち取られこの回も無得点で終わる。4回表、失策により流れが相手へと傾いた。安打と本塁打を浴び先制点を許してしまう。後続に二塁打を放たれたが、齋藤大(コ3=東北)の守備の好プレーで追加点を阻止。流れを止めることに成功した。

投球する池田

続く5回表、気持ちを切り替えた池田は好投し三者凡退。5回2失点の力投で試合を作った。6回で交代した渡部太(コ4=春日部共栄)も力強い投球を見せ次へと繋ぐ。その回裏の攻撃、敵の失策で戸丸が出塁。続く安藤(社4=明石商業)は左前安打を放ち、1死一、二塁のチャンス。しかし再び後続が打ち取られ得点につなぐことができなかった。立大に流れが来たのは8回裏。西川晋が死球で出塁すると、続く戸丸が左前安打。北田峻の四球で無死満塁の好機を演出した。その後2死まで追い詰められたが、齋藤大の内野ゴロを敵が失策。西川晋が生還し、1点を奪い取った。ホームに戻った西川晋は池田と笑顔でハイタッチを交わし、喜びをかみしめた。

安打を放つ西川晋

反撃ムードの立大だったが、9回表でさらに1点を追加され突き放される。最終回、打線が繋がらずそのまま3-1で敗戦を喫した。
新チーム発足後、今年初の神宮試合。社会人相手に勝利をつかみ取ることはできなかったが、春リーグ優勝に向けチーム全体の底力をあげていってほしい。

(4月6日・前原梨乃)

 

 

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