
【陸上競技部】箱根駅伝まであと10日!本選へ向けた直前インタビュー~Part1 上野裕一郎監督
予選会を6位で突破し、55年ぶりの本選出場を決めた立大。目標のシード権獲得に向けた強化合宿を行う中、監督・主将・主務・16人のエントリーメンバーにインタビューを行った。
※このインタビューは12月11日に行われたものです
◆インタビュー抜粋◆
―予選会を終えて見えた課題
走った12人中の6人はタイムの結果があまり良くなかったので、中間層の底上げが改善点だと思います。
―合宿の手応え
合宿組の方は順調にきています。箱根の山下り山登りの方は気温差があるので、合宿に連れてこないで寮で調整させていますが、そちらも悪い方向ではなくスタンダードに進んでいると思います。
―箱根駅伝本選の目標
チームとして予選会が終わった時点からシード権獲得という話で進んでいます。

「日本一速い監督」が率いるチームは、55年ぶりの舞台でどんな走りを見せるのか
―メンバーを選んだ基準
基本的に実力と山下り登りの適性で選びました。しかし他大学と比べると力がないのでどうなるかは分かりません。
―立大の強み
まだ強み自体はなく、チームも薄い状態です。1つ言えるとすれば、捨てるものはないので、やれることを全部やり尽くす感じだと思います。
―本選でのキーマン
47名の部員と16名のマネージャーの63人全員がキーマンだと思っています。走る走らない関係なしに、箱根駅伝に対して強い思いを持ってやってきたからこそ箱根駅伝出場が叶いました。そしてそれ以上の強い気持ちを持って行動することができれば、箱根の結果につながると思います。
―選手に期待すること
チームとして箱根駅伝に対するイメージが膨らんでない状態で出るので、走る選手、サポートする選手、応援する選手全員が箱根駅伝というものがどのようなものかをしっかり体験してきて欲しいです。
―メッセージと意気込み
半世紀ぶりということで本当にいろいろな方が注目してみてくださると思います。そしていろいろな方が応援してくれる中で、箱根駅伝を走れることに感謝したいです。チームとしては何も捨てることがないので、順位が何番になろうと学生たちは頑張って走ります。また本番だけではなく日々の生活、トレーニング、学業まで全部やっているので、そのような中で箱根駅伝は成り立っていることをチームとして出していければいいと思います。
(12月23日 編集・木島昇大/取材・木島昇大)